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11/27)八重山毎日新聞報道 WWFが与那国島・樽舞湿原保全の要望を沖縄県に提出
2024/12/05
https://ankei.jp/yuji/?n=2983(WWFジャパン)
https://ankei.jp/yuji/?n=2953(軟体動物多様性学会)
https://ankei.jp/yuji/?n=2949 (ルポライター西村仁美さん)などで
ご紹介してきた、与那国島の樽舞湿原を守るように、WWFが沖縄県に申し入れました。
軟体動物多様性学会の自然環境保全委員長として、シェアいたします。
安渓遊地
八重山毎日新聞 (石垣)
Yaeyama Mainichi Shimbun (Ishigaki)
2024.11.27(水)
(発売日:2024年11月27日) (8頁) 面名なし
WWF
樽舞湿原の港湾整備計画で
県に慎重な判断求める
与那国町が特定利用空港・港湾に伴う新港湾建設が樽舞湿原周辺で計画されている件で、世界自然保護基金 (WWF) ジャパンは25日、整備の実施の可否を判断する沖縄県に対して慎重な判断を求める声明を発表した。
与那国町は県に対し、国が特定重要拠点空港・港湾候補の一つとしている比川地区のカタブル浜から噂舞湿原周辺で新港湾整備計画の実施を要請しており、県は実施の可否について検討中としている。
WWFは計画の予定地が国の重要湿地に選定されているほか、鳥獣保護区にも指定されている樽舞湿原の全域を含んでいることや比川地区沿岸の貴重なサンゴ礁域に及んでいることから十分な配慮を訴えている。
声明では
▽本計画の予定地が、国が選定した重要湿地を含み、希少種を含めた野生動植物の生息・生育地となっていること
▽現状の生物多様性、および野生動植物の生息・生育調査が十分に実施されていないこと
▽軟体動物多様性学会をはじめとする専門家から開発計画に対し懸念の声が上がっていること
▽生物多様性に深刻な影響をもたらす可能性が高いこと
―の4点を挙げ、「県は、予定地周辺における動植物の生息・生育状況を十分に調査し、その結果を踏まえて事業実施の是非、もしくは重要な生息・生育地の保全に十分な配慮をしたものに計画内容を見直すことについて慎重に判断する必要がある」と指摘している。




