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お話します 12/28)「やまぐちから考える世界史」刊行記念フォーラム&Bookトーク 「地域の中で考える歴史、世界とつながる山口」
2025/12/28
あの藤原辰史さんが山口市にやってきます。
年末ですけれど、お誘いします。無料です!
安渓遊地は、末尾に書いたように、藤原さんとちょっと論争してみたい件があるので、楽しみです。
☞ 山口県立大学の教員・社会人大学院生15人が執筆者(総勢40人)に!
☞ 神奈川、信州に続く「地域から考える世界史シリーズ第3弾!」
☞ 2025年5月発行から6か月を記念した編集者・執筆者・読者の出会いの場
このたび、身近な歴史と世界とをつなげて考える本書の発行を記念し、フォーラム&Bookトークを開催します。今を生きる私たちが身近にある過去からのメッセージを知ることは、未来を考えることにつながります。多くの方にぜひお気軽にご参加いただきたく、また、幅広くご周知いただきたく取材のご検討をお願いいたします。
「やまぐちから考える世界史」刊行記念フォーラム&Bookトーク
「地域の中で考える歴史、世界とつながる山口」開催について
【日時】2025年12月28日(日) 13:30~16:30
【場所】山口市産業交流拠点 KDDI維新ホール2階会議室(山口市小郡令和1-1-1)
【内容】
・開会時:高校生によるポスター発表
・第一部「地域で歴史を学ぶ意義」13:40-15:20
刊行を記念し、特別報告者として高校での歴史の学び方を検討し、
歴史総合などの概念を打ち出した村瀬正幸氏と、基調講演者として
歴史学者であり京都大学人文研究所教授の藤原辰史氏を迎える。
・第二部「Bookトーク 歴史の旅ははじまったばかり…」
編集・執筆者3名とジャーナリストが、本書の内容を素材としながら、
やまぐちから考える世界史の魅力について発信する。
お問い合せ先
〒753-8502山口市桜畠6丁目2-1
国際文化学部異文化交流論研究室・岩野雅子(いわのまさこ)
TEL(研究室):083-929-6247 FAX(大学):083-929-6630
おまけ
農業史研究家の藤原辰史氏は、『稲の大東亜共栄圏..帝国日本の〈緑の革命〉』(2012、吉川弘文館)の中で、台湾農民達の蓬莱米への初期の反発を紹介しつつ、磯永吉は、科学の力を背景に「収量が増すという現実で現場を圧倒する。そのあとに生まれる利益を化学肥料の作り手および売り手たちが吸収していくのである」と批判をしています。綿密で重厚な研究を持ち味とする藤原氏にしては、実証を欠く一面的な議論です。農民の蓬莱米との出会いについても、自給肥料の役割や、新品種に対する農民達の主体的な選択、さまざまな利害関係者の長期的にみた得失などに視野を広げて研究を深めるべきだということを自戒をこめて紹介しておきます。
全文は、https://ankei.jp/yuji/?n=2531 をごらんください。
安渓遊地




