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本の紹介)自決用の壕を掘らされた証言 #奄美 #加計呂麻島
2025/09/27
2025年8月8日の投稿を改稿
新刊『奄美"幻"の「集団自決」』刊行のご案内がとどきました。
東京新聞の書評が、以下にあります。https://ankei.jp/yuji/?n=3104
赤ん坊までが殺された虐殺を集団自決と言い換えることは許されません。
このサイトで見たとメールを送ってくだされば、送料サービスのうえ特別割引で届きます。
以下引用です。
引用者 安渓遊地(母方が加計呂麻島の西阿室出身です。)
この注文票にてご注文の場合は、1)特価、2)送料無料、3)郵便振込用紙
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書 名:ブックレット『奄美"幻"の「集団自決」』
冊 数:定価1,760円(税込)のところ、特価1,600円(税込)
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冠省
平素は、図書出版南方新社の出版活動にご理解、ご支援くださいましてありがとうございます。
南方新社から、きわめて衝撃的な本の刊行をご案内します。
戦後80年。日本軍による自国住民の「虐殺」計画が初めて暴かれる一冊です。
沖縄の集団自決にたいして、米軍に追い詰められた住民がやむなく選択した、日本兵による住民をスパイ視した銃殺も、沖縄方言を理解できなかった日本兵による誤射、のような表現がマスコミでも目にします。これは事実ではありません。
背景にあったのは、1937年改正の軍機保護法、最高刑は死刑。基地建設に動員されるなど、日本軍の事情を知る住民は潜在的スパイであり、米軍の捕虜になることは阻止しなければなりませんでした。
ですから沖縄の次の米軍上陸地と目された奄美では、加計呂麻島の各集落で住民に大規模自決壕の掘削が強要されました。喜界島では「住民銃殺命令」が下されていました。指定の時間・避難場所に集合しなければスパイと見なして銃殺するという命令。この「住民銃殺命令」は、石垣島でも発せられています。
自決壕の資料は奄美各島に散在しますが、今回初めて加計呂麻島で12人の証言が一挙に公開されます。
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知られざる真実。
「住民虐殺」計画
奄美加計呂麻島では、集落ごとに米軍上陸時に使用する「集団自決」用の巨大な壕があった。多くの住民は何も知らず自らの「墓穴」を掘らされていた。
今回、初めて幾多の証言が広く公開される。
こうした「自決」という名の日本軍による「住民虐殺」は、奄美諸島全域で計画されていた。
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■概要
タイトル:『奄美"幻"の「集団自決」』
著 者:津田憲一
仕 様:A5判、並製本、152ページ
定 価:1,760円(本体1,600円+税)
発行部数:2000 部
発 行:図書出版南方新社
■本書の内容(目次より)
第一章 『加計呂麻旅日記』
証言1「俵から西阿室へ行く山腹」
証言2「吞之浦から瀬相へ行く途中」
証言3「花富から西阿室に行く道」
証言4「俵の山の上」
証言5「於斉から吞之浦に行く峠をちょっと越えて」
証言6「秋徳の山の中ごろ」
ほか全12の証言
第二章 『慶良間旅日記』
1渡嘉敷編
2座間味編
第三章 視えてきたもの
1「自決壕」とは、何だったのか?
2何のために「自決」させたのか?
3だれが、考えたのか?
4なぜ、民を「自死」させたのか?
5なぜ、住民は「命令」に従ったのか?
資料編 喜界島の住民銃殺命令(菊池保夫)
1甲号戦備発令時の住民避難
2もう一つの避難命令
3石垣島の避難命令
■著者プロフィール
津田憲一(つだ けんいち)
1954年生。長崎県出身。東京都立大学法学部卒業(同大学院修士課程単位取得)。元神奈川県大和市立中学校社会科教員。現在は、大和市平和推進事業「戦時体験の語り部」登録。著書は『座間味旅日記』Ⅰ.Ⅱ.Ⅲ、『渡嘉敷旅日記』、『沖縄旅日記』Ⅰ.Ⅱ、『加計呂麻旅日記』。
現在は、沖縄県座間味島での「集団自決」の証言を「語り部の伝え部」として、子どもたちや一般の人びとに伝える活動を続けている。また、市民とともに日本の近現代史や憲法を学び合う「ツダケンおとなの社会科教室」も各地で開いている。
*本書のほか、歴史、自然関連の書籍を多数刊行しています。
ホームページをご覧下さい。
http://www.nanpou.com/
図書出版南方新社
向原祥隆
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