![]()
2025年8月)山口県上関町の使用済み核燃料の中間貯蔵施設をめぐる動き #日本生態学会
2026/02/03
2024年7月末から8月始めにかけて、日本生態学会自然保護専門委員会では、https://esjncc2022.wixsite.com/esjncc/demand
に掲載されているように、 「瀬戸内海(上関)における使用済み核燃料中間貯蔵施設の建設計画に関する要望書」を中国電力と関係省庁へ提出しました。
その後のボーリング調査などを踏まえて、
マスコミ報道によれば、立地は可能であるという判断を、電力会社としてはしたということです。
日本経済新聞2025年8月29日 11:36(2025年8月29日 11:55更新)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC25AOW0V20C25A8000000/
核燃料の中間貯蔵施設、山口県上関町は建設「可能」 中国電力が報告
山口県上関町の西哲夫町長㊧に報告書を渡す中国電力の大瀬戸聡常務執行役員(29日、同町)
中国電力は29日、関西電力とともに山口県上関町で建設を検討している使用済み核燃料の中間貯蔵施設を巡り、予定地での建設は技術的に「可能」との調査結果をまとめ同町に報告した。建設が実現すれば国内2カ所目となる見通し。中国電は今後、貯蔵容量や運営方法などを含む事業計画をまとめ、町が受け入れ是非を判断する。
中間貯蔵施設は、原子力発電所から出る使用済み核燃料を青森県六ケ所村の再処理工場に搬出するまで一時的に保管する。同工場は2026年度中の竣工を予定する。
原発再稼働は電力需要の増大を背景に広がっている。中国電は24年12月に島根原子力発電所(松江市)の2号機を再稼働した。関電も福井県の全7基を動かしている。使用済み核燃料を一時保管する施設の重要性は高まっている。
国内の中間貯蔵施設は、現状では東京電力ホールディングスと日本原子力発電が出資し、24年11月に青森県むつ市で稼働した1カ所だけだ。中国電は23年、上関町での中間貯蔵施設の建設を提案し、予定地の地質調査などを進めていた。
関西電力は29日、遅くとも35年末までには福井県内にある原発の「乾式貯蔵施設」から使用済み核燃料を搬出する方針であると同県に伝えた。上関町で検討している中間貯蔵施設が有力とみられる。
以下は電力会社のプレスリリースです。
中国電力株式会社 ウェブサイト 2025年08月29日
https://www.energia.co.jp/atom_info/press/2025/16080.html
(立地可能性調査報告書69頁、その概要説明23頁、概要説明を1頁にまとめたものへのリンクあり、動植物についての部分を以下に抜書き)
https://www.energia.co.jp/atom_info/assets/press/2025/p20250829-1b.pdf
https://www.energia.co.jp/atom/interim_storage/pdf/interim_storage_202508.pdf
上関地点における使用済燃料中間貯蔵施設の設置に係る
立地可能性調査結果の報告について
② 動植物調査
動植物調査は、2023年8月から2024年4月の間、夏・秋・冬・春の四季にお
いて、哺乳類、鳥類、両生類、爬虫類、昆虫類、植物の現地調査を実施した。
現地調査の結果、調査対象地域において、森林等に生息・生育する種を多く
確認した。
具体的には、哺乳類でテン、イノシシ等を、鳥類でキジバト、トビ等を、両
生類でニホンヒキガエル、爬虫類でニホントカゲ、ニホンカナヘビ等を、昆虫
類でヤチスズ、クチキコオロギ等を、植物でコナラ、アベマキ等を確認した。
なお、鳥類ではミサゴ、ツミ等、両生類ではニホンヒキガエル、昆虫類では
ヒナカマキリ、モンスズメバチ等、植物ではマヤラン、クロムヨウラン等の希
少な動植物を確認した(表8-1)。
以上、
日本生態学会自然保護専門委員会 委員
同学会上関要望書アフターケア委員会 委員長 安渓遊地




