シリカが摂れる もみ殻飲料 が特許を取得 #西表島 #阿東つばめ農園
2025/05/28
西表島の友人が開発する もみ殻飲料の材料を阿東つばめ農園では提供しています。
しだいに飲みやすいものが届くようになって、これから汗をたくさんかくシーズンには、よいかもしれません。
試飲してみたい方は、阿東つばめ農園までご連絡ください。
国際特許までとってしまったというのですから、本気度がつたわってきます。
琉球新報の 2025年5月28日の記事を添付します。
あわせて、プレスリリースもとどきました。
プレスリリース
廃棄物が宝物に!稲のもみ殻・茎を飲食物に加工
する技術を開発し国際特許出願中
- 大部分が廃棄されている稲のもみ殻や茎を飲食物として利用し、SDGsに掲げ
る【飢餓をゼロに】に貢献-
ポイント
稲のもみ殻や茎を原料にして、洗浄・乾燥・焙煎・粉砕の順に加工し、
その結果得られる乾燥焙煎粉砕物をコーヒーの様にペーパーフィルターに置
いて湯で成分を抽出した上で飲料等に、また乾燥粉砕焙煎物を人間の胃腸で
消化できるよう微粉砕にして直接飲食用等とする。
概要
SDGs【12 作る責任つかう責任】の12.3で、2030 年までに小
売・消費レベルにおける世界全体の一人当たりの食料の廃棄を半減させ、収
穫後損失などの生産・サプライチェーンにおける食料の損失を減少させる。
目標を掲げています。
又、SDGs には【2 飢餓をゼロに】という目標があり、世界では現在も8
億人以上が飢餓に苦しんでいると報告されています。この目標達成のために
も、食品ロスの削減は急務です。
食用自給率が40%以下で食料輸入国の日本では食料生産の段階で野菜や
果物は見た目がきれいで整ったものだけが出荷されます。
日本人の主食の稲は食料として使用されるのは米で、もみ殻・茎を除くと
稲のほんの一部でしかなくしかもその殆どが廃棄されたりして有効利用され
ていません。
世界の三大主食である米の年間総生産量は約5億精米トンで、日本は全体
の2%弱で800万トン生産されています。もみ殻は全世界で年間約1 億
4000 万トン、日本でも、もみ殻は160 万トン生産されていて、主に土地
改良材、堆肥、畜産用敷料が主で、近年はバイオマス発電の一環で地域資源
有効活用としてもみ殻発電が行われていますが、それでも約20%が廃棄処
分され、30 万トン余のもみ殻が毎年廃棄されていることになります。
特許
特許第7382610 号
(発明の名称: 有用植物の加工方法)
國際出願日: 2024 年11 月08 日
本特許発明の意義
現在飲食物として利用されているもみ殻シリカは、もみ殻を燃焼し残った灰
を水溶性紛末やエキスへと加工して製品化しているのが現状です。
もみ殻に含む天然栄養素は燃焼によりシリカやミネラル金属以外の殆どが
燃焼してしまい、シリカだけの含有量は高くなりますが、体に必要な天然の栄
養素は残念ながらほとんどが燃焼され残ることは有りません。
人体に天然の栄養素をそのまま摂取出来ることを理想に、低温焙煎製法によ
り、添加物も一切使用していない純粋な天然のもみ殻等の粉体なので食物繊維
や天然シリカなど豊富な栄養素がそのまま残り、私達の身近な国産米だけでな
く国際特許取得により世界中多くのもみ殻を飲食物としてSDGs の【2 飢餓
をゼロに】という目標い向かって、縄文期後半から3000年余わたり日本人
主食として日本の繁栄を支えてきた稲を無駄無く活用し廃棄物が宝物に変わ
る技術が誕生しました。
もみ殻には豊富な栄養素(食物繊維・シリカ・ミネラル金属)が含まれてい
ることは知られていましたが、米ぬかや玄米よりも、もみ殻や茎は栄養素が高
く、安全な物質構造である植物性シリカを含む為、新しい国際特許申請製法の
登場でコーヒーやお茶に勝るとも劣らない安全でシンプルな天然もみ殻飲食
物の誕生です。
もみ殻に含まれるケイ素(シリカ)は日本では、人間にとって必須栄養素
ではありませんが、ケイ素は人体に様々な働きを及ぼし、健康維持に役立つ
可能性があります。特に、コラーゲンやエラスチンなどのタンパク質を結合
させ、組織を強くする働きがあります。また、皮膚や髪の毛の健康にも関与
するため、「美のミネラル」とも呼ばれていてシリカ水等がコンビニエンス
ストア等で売られています。
もみ殻に含まれる主な成分と人間への影響
これまでもみ殻は硬くてそのままでは人間の腸内で消化できない為飲食物
として利用できず有効利用されてきませんでした。もみ殻を本特許で焙煎粉
砕することでもみ殻に含まれる多くの栄養素を短時間で飲食物として利用で
きます。またもみ殻の栄養素の中には約20%シリカ含まれております。シ
リカはGLP 基準(試験データの信頼性・精度を確保するための基準)の安
全性試験においても、植物に含まれる非晶質ケイ素で遺伝毒性がないことが
証明されています。
植物の中でも稲のもみ殻が一番多くの植物性シリカ(ケイ素)を含んでい
て安全が保証されているものです。
食品衛生法では、植物性シリカは「人の健康を損なうおそれのないことが
明らかである」とされており、その安全性が認められています。
私たちの身体は、水とミネラル元素で形成されています。そのミネラル元
素の中の一つがケイ素です。
ケイ素は自分の体内で生成することができないため、40 歳を過ぎると体
内のケイ素はほとんど無くなってしまうといわれています。
その頃から年齢を感じ始めると言われているのもケイ素の減少と大きく関
わっているからといわれています。
※ 野菜でケイ素含有量の多いのはゴボウで100g中600mgの含有寮で
もみ殻はその30倍以上のケイ素を含有している。
※ 大人は1 日10mg〜40mg のシリカ(ケイ素)が必要と言われてい
る。
※ もみ殻飲料にはポリフェノールや他の栄養素も多数含んでいる。
※ お米のもみ殻は他の植物に比べ、カルシウム、マグネシウム、亜鉛、三
価クロム、ナトリウム、セレン、モリブデン、カリウム、リン、コバル
ト、鉄、マンガン、硫黄、アミノ酸など豊富な栄養素を含んでいる。
※ もみ殻飲食物は鉱物シリカと違い植物から溶け出た多孔質の植物性シリ
カなので、シリカが体内に吸収する仕組みを持っている。
以上のように、もみ殻廃棄物を原料にして有用飲食物を安価で安全に製造
する事は、国民病と言われるメタボリック症候群の健康改善や、昨今の主食
の米をはじめとする食料の物価上昇の影響も含め生活に困窮を来している者
を支援する為、又SDGsに貢献する為にも早期の飲食物の製造が必要であ
る。
また、もみ殻等の廃棄物を有効に利用する事で稲作農業者の所得の向上
や、処分に莫大な資金や人件費等を要する飲食植物類の処分費の削減を図る
ことで我が国の足踏状態の経済を、世界に飲食事業を展開する企業と協力し
この特許事業を発展させる事で我が国日本の経済発展や食料自給率の向上に
も貢献することができると思います。
もみ殻状態 粉末状態 微粉状態
発明者:(株)協和設計事務所古見輝夫(090-1945-3266)
特許権利者代表: (株)琉球美健古見太和(090-6300-5353)

