天地と遊地)すまほなくした すまほなくそう
2025/04/12
す ててまえ
ま しんなんぞは
ほ たったれ
京都からの帰りに山口駅で乗り継ぎ。
スマホをなくしたことに気づいたのである。
しまった、蓋を閉めずにカバンを背負ってた。
乗りかけていた汽車をおりて、改札の外へ。
列車は出ていき、次の便は2時間後。
妻は、そもそもスマホを家に忘れて二人で旅にでた。
息子に、徳佐駅での迎えの時間を遅らせてと伝えたい。
見る所、公衆電話がない。
駅前交番に行って電話を借りることにした。
まず、なくしものの届けがいる。
つぎは、交番の電話を使っていいか、許可を本署に求める。
「こちらは山口警察署の〇〇ですが、おとうさんが・・・・・・」
電話受ける方は心臓にわるいわ!
お礼を言って交番を出たら、
目の間にあったわ、公衆電話。
財布の中のとっておきのテレホンカード。
機械がこわれてるのやろ、入っていきません。
やっぱり小銭が大事です。
家にもどり、パソコンでスマホを探してみた。
あった! 津和野駅に。
よっしゃ、とりに行こう。
まてよ、汽車の中だったら、取りようがない。
翌朝見たら、動き出した。
日原を過ぎ、益田まで行った。
津和野駅も益田駅も「この電話番号は現在つかわれておりません」
パソコン画面の上のスマホは、新山口駅に逆戻りするらしい。
新山口駅のおとしもの係に電話して、取りに行くと告げる。
「まだみつかりません」
夕方行ってみたら、
「跨線橋の上で見つかりました」
?
列車の中から跨線橋までスマホさん歩いてきたんか!?
遠隔で画面に「これはなくしたものです」と表示したから
途中で投げられたのやな。
よかったぁ、線路の上に投げられなくて。
こんなはらはらから解放されるには、
どしたらいいか。
天地成行さんのあり方委員会にたずねてみたのである。
