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讃のような詩のような語のような)百姓一揆への誘い
2025/04/04
思い出語りの本を作ろうという友へ
編集会議が百姓一揆の日と重なった。
安渓貴子・安渓遊地・宮沢賢治
2025年3月30日
その日、私たちはやまぐちで
全国の仲間と呼応して
「令和の百姓一揆」に参加した
準備の期間はわずかにひと月
何人が参加するかもわからなかった
結果は、期待をはるかにこえる手ごたえだった
米が手に入らない
金を積んでもどこにもない
田んぼに稲を植えることをさせない政策
それをずっと続けてきた結果だ
流通が止まる状況になれば、真っ先に飢えるこの国で
明日のために いまできることは何か?
いのちを支える種と食べ物の大切さにきづき
時給10円でも続けている農家を支えて
地域ごとに立ち上がり
この国を、そして世界を
自分たちの手で変えることだ
1968年5月のパリ。その叫びに呼応して
立ち上がった世界の若者たちの問いかけ
それにこたえて、大学を飛び出し
フィールドで鍛えたボトムアップの手法を
あらたな革命への行動の武器にしようとした
移動大学とその仲間たち
トップダウンとボトムアップがみごとに呼応して、
全国14か所でおこなわれた百姓一揆
各地のそれぞれの人々の働きとネットワークの
中にいて、みずからその記録をつくり
全国津々浦々での一揆へ導く方策を練る
われらは世界のまことの幸福を索ねよう
求道すでに道である
都人よ 来ってわれらに交れ
世界よ 他意なきわれらを容れよ
(最後の4行は、農民芸術概論綱要 からの抜粋です。)



