#長生炭鉱)#遺骨収集 を可能にするクラウドファンディングにご協力を #水非常
2024/12/30
長生炭鉱の水非常を歴史に刻む会の会員としてシェアします。
会の活動紹介 https://www.chouseitankou.com/
あなたは、海に沈んだ炭鉱…長生炭鉱をご存知ですか?
山口県宇部市の東部、瀬戸内海に面した床波海岸に、まるで墓標のように、旧長生炭鉱の2本のピーヤ(排気・排水筒)が海面から突き出ています。
1942年2月3日朝、長生炭鉱(1932年から本格的に操業)の海底に延びた坑道のおよそ1㎞沖合で水没事故(水非常)が起き、183名の坑夫たちが亡くなりました。そのうち7割に及ぶ、136名が朝鮮人労働者でした。
犠牲者は今も暗く冷たい海に眠ったままです。(上記サイトから。2枚目の写真も)
以下は、メーリングリストで共有された情報です。
2025 年1月31日から2月1日の潜水調査について
坑道入り口から岸のピーヤまで100m
岸のピーヤから沖のピーヤまで195m
岸のピーヤから最深部のポンプ室まで20m
最深部からゆるい傾斜で奥に登っていきます
🔳「最深部のポンプ室のところで水が天井までつかり、坑口へ向かって逃げる労働者たちは坑口にたどり 着くことができなかった」「人々に取りすがられるのを避けるため全裸となって水に飛び込み脱出した」← これは天井まで漬かったポンプ室付近から、生還した人の証言です
つまり坑口より315m付近で多くの人が亡くなり、最深部であるということも考え合わせればそこにご遺骨が多数あると推定されます
2024年10月の潜水調査では命綱のリールの関係から200m地点でダイバー伊左治佳孝さんは引き返しました。そこまでは安全リール(ライン)を設置し、すぐに行ける状態にしています。つまりあと115mほど行くと遺骨のあると推定される場所に到達します。1月31日から2月2日の3日間の潜水調査は
遺骨収容の可能性が近づいていると言えます。
宇部市も国も、遺骨収集をする予定はないため、民間の力で取り組んでいます。そのために、クラウドファンディング(第二次、締切迫る)を立ち上げています。以下からご協力いただければありがたいです。
(https://www.chouseitankou.com/%E3%83%96%E3%83%AD%E3%82%B0-blogs/)
クラウドファンディング https://for-good.net/project/1001424
添付の図1は、会で作成した水没事故の様子を図化したものです。とてもわかりやすいのでシェアします。
長生炭鉱の水非常を歴史に刻む会の会員・安渓遊地