山口かんぽ研)山口県環境保全型農業フォーラムの歴史
2024/09/14
山口県環境保全型農業フォーラムの記録
作成:安渓遊地・安渓貴子
山口県環境保全型農業推進研究会(愛称山口かんぽ研)が主催して、開かれてきたフォーラムの、講師と講演タイトルの記録です。抜けているところは、会員の協力を得て順次補充していきたいと思います。講師の肩書は、いまのところ省略していますが、そうそうたるメンバーばかりですね!
このページにリンクのあるものは、リンク先にチラシや詳細情報が載っています。
リンクがないもので、チラシの画像がみつかったものは、このページに貼り付けました。
第34回(2025年2月23日)は、吉田太郎さんにお願いすることが決まっています。タイトルはまだ未定です。
第33回(2024) 堤 未果:食の主権をとりもどせ――ローカルフードという希望 https://ankei.jp/yuji/?n=2792
第32回(2023) 鈴木宣弘:あす家族に食べさせるものがない!?――山口県の課題と希望 https://ankei.jp/yuji/?n=2633
第31回(2022) 鮫田 晋:未来をひらく有機給食――いすみ市の挑戦 https://ankei.jp/yuji/?n=2543
第30回(2021) 山田正彦:売り渡される食の安全──いま山口県でできること https://ankei.jp/yuji/?n=2482
第29回(2020) 小若順一:新型コロナウィルスに食事で対抗しよう
第28回(2019) 船越建明:いま種子をまもる!――支えよう食卓のにぎわい https://ankei.jp/yuji/?n=2349
第27回(2018) 結城登美雄:暮らし方の再発見──じげの魅力の見つけ方(ワークショップ形式) https://ankei.jp/yuji/?n=2318
第26回(2017) 藻谷浩介:里山資本主義からみた山口県の有機農業の可能性(山口県立大学COCフォーラムと共同開催) https://ankei.jp/yuji/?n=2149
第25回(2016) 宇根 豊:
第24回(2015/3/1) 中島紀一:有機農業のある暮らしを求めて
第23回(2014) 山下一穂:生命(いのち)をつなぐ有機農業――有機農業は農業再生の切り札か https://ankei.jp/yuji/?n=1969
第22回(2013/3/3) 星 寛治:食と農から拓く新たな地平――3.11以降の地域づくりを考える
第21回(2012/3/4) 本野一郎:つくり 広げ 手わたす ゆうき
第20回(2011) 西村和雄:土、作物、家畜、人の健康を考える(第5回有機農業技術会議と同時開催) https://ankei.jp/yuji/?n=1228
第19回(2010) 福原圧史:吉賀町の有機農業の取り組み https://ankei.jp/yuji/?n=889
第18回(2009/3/1) 片野 学:安全安心な食べ物、求め方作り方
第2回(1993) 古野隆夫:(水稲合鴨同時作) https://ankei.jp/yuji/?n=2752
第1回(1992) 県立農業大学校で開催
2012年に、理事だった梅津本治さんがまとめてくださった、山口かんぽ研の歩みを、以下にはりつけておきます。
山口環境保全型農業推進研究会(略称山口環保研)20年の歩み
この会は1992年(平成4年)水田除草にアイガモを取り入れた7名の農民によって結成された。その前年福岡県で第1回全国アイガモサミットが開かれ、山口県でもアイガモ稲作を始めようと、山口大学の川島東洋一先生や県農業改良普及所長を定年退職したばかりの由宇町在住松本伝一氏の呼びかけで楠木町 森部猛、田布施町 木村節郞、田万川町 岩城隆治、下関市 中村耕作、防府市 三輪広義、山口市 小田ひろし氏らによって結成され、会の名称を「山口県環境保全型農業推進研究会」とした。(町村名は当時)
(多くの県が「アイガモ稲作研究会」としたが山口はアイガモだけに絞らなかった)
平成4年、第1回アイガモ稲作フォーラムを12月6日県立農業大学校で開催したところ130名参加、翌年の第2回フォーラムを山口大学で開いたが、アイガモ稲作実施者73名のほかに多数の一般市民も参加、環保研への加入者もあり、会員が150名を超えた。
主な活動
● 毎年1月、1泊2日の「望年会」は食材を各自が持ち寄り調理、食べながら実践 、 交流と学習を兼ねた実り多い行事。
● 3月には山口大学の会館ホールを借り切り「農業フォーラム」を開催。講師による基 調講演、実践報告、参加者による討論を行う。
一般市民や学生の参加もあり 環境・農業・食糧・資源・生活等広い視点からも農や食 を取りあげ討論する。
●イネを始め野菜や草花・土着菌、木炭・土着微生物等、専門的内容についての研修
● 夏の定番行事となっている県外研修。1泊2日、料金は2万円、大型バス1台を借り切って主として北部九州を見学。これには九州東海大学の片野 学先生の全面的なご支援をいただいています。片野先生には見学先の農家の斡旋、食事、宿泊場所などすべてをお願いした大変ありがたい研修会です。すでに20回実施しており多くの会員が研修の結果を生かしています。。
●農法には多数の方法があるが、特定の技術だけに絞らず,要望により学び合う。
田畑輪作、ぼかし作り、木炭、とろとろ層ほほか (ジャンボタニシによる水田除草)
●会員相互の実践圃場の視察・他団体との交流
●県や市町村や関係団体との話し合い.
山口環保研の歩みとフォーラムの歴史.doc (31KB)