10/22) 関西電力本社前 使用済み核燃料の行き場はないぞ! 全国集会 RT @tiniasobu
2023/08/25
2023年8月26日 チラシのアップデートをしました。
重要な集会のお知らせのチラシが完成しました 上関からもお話をという要請がとどいています。
以下引用です。シェアしてください。
使用済み核燃料の行き場はないぞ!
全国集会
原発やめろ
2023年10月22日(日)1 5 : 0 0~
関電本店前(地下鉄肥後橋駅/京阪中之島線渡辺橋駅)
*概要*
15:00~1 6 : 3 0集会
終了後歩いて西梅田公園へ移動(北へ500m)
西梅田公園からデモスター ト(梅田まで75分ほど)解散18 : 00すぎ
主催/老朽原発うごかすな!実行委員会
使用済み核燃料の発生源•原発を稼働させるな!
原発を運転すると、核燃料の中に運転に不都合な核分裂生成物が生成します。そのため、原発を一定期間運転すると新燃料と交換せざるを得なくなり、使用済み核燃料が発生します。
発生直後の使用済み核燃料は、膨大な放射線と熱を発しますから、燃料プールに水冷保管して、放射線と熱の減少を待ち、その後、キャスクに入れて中間貯蔵に回します。
使用済み核燃料を保管するプールは「むき出しの原子炉」とも呼ばれ、極めて脆弱です。とくに、新しい使用済み核燃料の入った燃料プールが崩壊すれば、大惨事に至る可能性があります。それでも、関電や政府は、放射線と熱の発生が減少した使用済み燃料を、中間貯蔵地に移送することによって、プールに空きを作り、新たな使用済み燃料を貯蔵しようとしています。
現在、関電の使用済み燃料プールの貯蔵率は約8割で、関電の原発7基の運転を続ければ、3~ 7年後には、プールは満杯になり、原発の運転を止めざるを得なくなります。関電は、原発の運転を継続するために、プールに空きを作ろうとしているのです。
政府も関電の中間貯蔵地探しの応援に躍起です。原発が停止すれば、 「第6次エネルギー基本計画」が謳う「2030年には原発電力の割合を22%」の実現が不可能になるからです。
ところで関電は本年末までに、使用済み核燃料の中間貯蔵地を福井県外に探せなければ老朽原発を停止するとしていますが、未だに候補地を見出していません。切羽詰まった関電は「使用済みMOX燃料の一部をフランスに搬出するから、約束は果たした」としています。しかし、搬出量は、若狭の原発で保管する使用済み核燃料のわすか5%に過ぎません。詭弁です。さらに、関電と中国電力が結託し、8月2日、上関町に中間貯蔵地建設のための調査を申し入れました。原発建設に反対し、瀬戸内海の美しい自然を守る闘いを進める住民の心情を逆なでするものです。
使用済み核燃料の貯蔵を引きうけるところはない
政府は、使用済み核燃料は、将来、再処理するから、それまで中間貯蔵するとしていますが、再処理工場が稼働する見通しは全くありません。したがって、いったん中間貯蔵を引き受ければ、永久貯蔵を強いられることになります。
本来、使用済み核燃料の保管候補地となるのは、原発電気の消費地あるいは原発立地であるはずです。しかし、原発電気の消費地である都市部を候補にすれば、猛反発は必至であるので、地域振興に窮する過疎地域に交付金をチラつかせて、押し付けているのです。
関電の原発電気を作ったことも、消費したこともない上関や青森に、使用済み核燃料の中間貯蔵を押し付けることは許されることではありません。
使用済み核燃料を増やす原発を全廃し、使用済み核燃料の処理・処分に関する広範な議論を巻き起こしましょう!
引用終わり