阿東つばめ農園)市民エネルギーやまぐち の中原みどりさん_との協働でソーラーシェアリングを進めています RT_@tiniasobu
2019/09/22
毎日新聞の「ひと人」という欄の紹介です。中原みどりさんは、阿東つばめ農園のおひさま発電所でのソーラーシェアリングの推進のために、強力かつ細心のご支援をいただいています。記事の写真の背景は、阿東つばめ農園ですが、もう一枚、山口市農業委員会の許可がもらえた時の、うれしい写真を添付しておきましょう。
「市民エネルギーやまぐち」代表 中原みどりさん /山口
毎日新聞2019年8月25日 地方版(山口県)
#街ネタ #山口県
地域でつながり自立へ 中原みどりさん
市民で協力して自然エネルギーの普及を目指す非営利会社「市民エネルギーやまぐち」(周南市)代表を務める。市民出資などで集めた資金を太陽光発電事業に投資し、電力を地域で生産、維持できる環境作りを目指す。
元々エネルギー問題に関心があるわけではなかったが、2011年の東日本大震災を機に「食べるものは自給できるがエネルギーは自給できない」と問題意識を持つようになり、地域勉強会などに参加するようになった。
震災以降、市民出資で自然エネルギー事業に取り組む会社が全国各地に設立された。「県内でも作ろう」と勉強会の有志で13年、「市民エネルギーやまぐち」を開始。同年に山口・島根豪雨があり、被災した日本酒「東洋美人」の澄川酒造(萩市)へ資金の一部を寄付したほか、酒蔵へのソーラーパネル設置を支援したのが最初の事業だった。
現在は希望する農家など県内約25か所に太陽光発電装置を展開する。今年度は農地に太陽光パネルを設置し、発電と営農を同時にできる仕組み「ソーラーシェアリング」を導入し、山口市阿東地区に県内で初めて取り入れた。
売電によって生じた利益は、アートイベントを開催するなどして地域に還元する。「エネルギーや農業を通じて地域がつながる。みんなが自分で考え、自立していくことに関わっていきたい」【坂野日向子】