宣伝の力)「人にもペットにもやさしいアミノ酸から作られた安全な除草剤」は、発がん性が指摘されたラウンドアップそのもの
2016/08/09
島根県立農林大学校には、有機農業専攻があるんです! 山口県とは大変な違いにびっくり!
http://www.pref.shimane.lg.jp/industry/norin/kikan/norindaigakko/yuki/
ニュースレターも出ていて、田草取りに苦労しておられる記事を共感をもって読ませてもらいました。
http://www.pref.shimane.lg.jp/industry/norin/kikan/norindaigakko/yuki/index.data/yukinews.vol3.pdf
その中に出てくる足にはいて田んぼを歩く「草取り君」という製品を探していたら、「草とりバイオくん」という瓶入りの除草剤に行き当たりました。
以下に引用しますが、宣伝文句にもかかわらず、実は、昨年、世界保健機関(WHO)が管轄する「国際がん研究機関 (International Agency
for Research on Cancer)」で「ヒトに対して恐らく発がん性がある」とされたのです。
環境にやさしいふりをしてお金を儲ける商法(グリーンウォッシュといいます。http://ankei.jp/yuji/?n=1337)にだまされないように、よく気をつけましょう。
以下引用です。
草とりバイオくんは人にもペットにもやさしい安全な除草剤です
草とりバイオくんは環境にやさしいアミノ酸から作られた除草剤です
お庭の雑草対策、どうしていますか?
抜いても抜いても生えてくる。
草むしりは大変だから除草剤を使いたい…でも…
小さな子供がいるからちょっと心配、ペットを飼っているから…とお悩みの方に!
天然アミノ酸から作られた”草とりバイオくん”なら安心です♪
草取りバイオ君は天然素材の繭から抽出した一種のアミノ酸
誘導体と天然ヤシ油から作られた界面活性剤を使用しています。
環境にやさしいアミノ酸から作られた草とりバイオくんは 人にもペットにも、土にも優しい安心、安全、エコな除草剤です。
葉茎から吸収されて内部組織を分解し、雑草を枯らしていくので、大切な木は枯らさずに雑草だけを駆除することができます。
環境にやさしい 草とりバイオくん ご購入はこちら
草とりバイオくんなら安心
除草剤なら草取りバイオ君を使って欲しい
子供を連れて公園へ出かけた時、除草剤を使って雑草を駆除してあるのをよく見かけるんですよね。そんな時、”遊ばせても大丈夫かしら…”と、心配になります。連れて帰るにも子供は遊び始めると帰りませんから、しばらくはそこにいることになります。
でも、草とりバイオくんならそんな心配いりませんよね。どんな除草剤を使っているのかしら…と気になりますが、身体に優しいものを使ってあったら、たとえ知らなくてもありがたいことだと思います。
もし、お庭の雑草対策に除草剤をとお考えなら、草とりバイオくんをいかがですか?
成分:イソプロピルアンモニウム=N-(ホスホノメチル)グリナシート41%
水、天然ヤシ油から作られた界面活性剤など59%
http://www6.plala.or.jp/ya6yuyo/biokun/index.html
製品名:クサクリーン潤・t剤
会社英:三井化学アグロ株式会社
3.組成及び成分情報
作成日 2012 年 改訂日 2016 年
化学物質・混合物の区別 : 混合物
化学名又は一般名 : イソプロピルアンモニウム=N-(ホスホノメチル)グリシナート混合物
別名: グリホサートイソプロピルアミン塩液剤
【危険有害性情報】
眼刺激
水生生物に毒性
長期継続的影響によって水生生物に有害
4.応急措置
吸入した場合
皮膚に付着した場合
眼に入った場合
飲み込んだ場合
応急措置をする者の保護
: 被災者を空気の新鮮な場所に移し,呼吸しやすい姿勢で休息 させる.
気分が悪い時は,医師に連絡する
: 汚染された衣類,靴等を速やかに脱ぐ.
付着した製品を拭い取り,水又は微温湯で洗い流す. 外観に変化が見られたり痛みが続く場合には,速やかに医師 の手当てを受ける.
: 直ちに清浄な水で洗浄する. 洗眼の際,まぶたを指でよく開いて,眼球,まぶたのすみずみ まで水が行きわたるように洗浄する.
コンタクトレンズを使用している場合は,固着していない限り,取り 除いて洗浄する. 刺激が続く場合,速やかに眼科医の手当てを受ける.
: 水で口の中を洗浄し,直ちに医師の手当てを受ける. 無理に吐き出させない. 被災者に意識のない場合は,口から何も与えてはならない.
毛布等で保温して安静に保つ.
: 救助者は有害物質に触れないよう,手袋やゴーグル,マスク等の 保護具を着用する.
ラウンドアップマックスロードALはアミノ酸系除草剤!
ラウンドアップ除草剤の有効成分“グリホサート”はもっとも簡単なアミノ酸である“グリシン”と“リン酸”の誘導体です。ラウンドアップも同様の成分を含んでおり、普通物※1に分類されます。
ラウンドアップは野生生物・鳥類・昆虫類にも極めて安全性が高く、世界の環境保護区や、世界遺産の保全に、広く利用されています。
※1…毒劇物に該当しないものを指していう通称
http://www6.plala.or.jp/ya6yuyo/biokun/index.html
【海外発!Breaking News】除草剤“ラウンドアップ”、「国際がん研究機関」が発がんリスクを明記。
2015年3月29日 13時35分 Techinsight
WHOの国際がん研究機関、モンサント社の除草剤に発がん性を指摘
農薬や化学肥料の安全性に関しては、製造および販売元、使用者、消費者で見解がしばしば大きく分かれるものだが、またしても恐ろしい発表がなされた。WHOの国際がん研究機関が、世界的に有名な除草剤「ラウンドアップ」を発がんリスク一覧表に加えたのである。
世界売り上げNo.1の信頼性、安全性も高いとされてきた除草剤の「ラウンドアップ」(米モンサント社が世界に輸出:主成分はグリホサート/glyphosate)。植物の成長のためのアミノ酸の生成を止めることで雑草を枯らす除草剤で、大変強力なため農作物まで枯れては困るとの発想から、遺伝子組み換えによる除草剤耐性作物が誕生したことは言うまでもない。「優れた生分解性のアミノ酸系除草剤で、野生生物・鳥類・昆虫類への安全性は極めて高い」と広く宣伝される一方で、こうした除草剤の大量使用は自然環境を破壊し、人体にも影響があると口にする人は少なくない。特に問題とされていたのが、ラウンドアップを多用している地域で非ホジキンリンパ腫というがんが多発していることであった。
実際にいくつかの国で使用が敬遠されるようになっていた中、世界保健機関(WHO)が管轄する「国際がん研究機関 (International Agency
for Research on
Cancer)」は今月20日、発がん性リスクの一覧にこのラウンドアップを加えたことを発表した。警告レベルは“probably”という言葉を用いた上から2番目に高い、グループ2Aの「ヒトに対して恐らく発がん性がある」である。また農薬ではテトラクロルビンホスとパラチオンが同じくグループ2Aに加えられ、マラチオンとダイアジノンはやや低い「発がん性の限定的な証拠がある」と示された。
米国では農家ばかりか庭の手入れとして一般家庭にもかなり普及していた「ラウンドアップ」だが、この件を受けて米国環境保護庁(Environmental
Protection Agency)は、今年中にもグリホサートの使用に関する規制を発表するとしている。
http://news.livedoor.com/article/detail/9944950/