特別講義)「地域主義の先駆・上山満之進―人と足跡―」 児玉識先生による
2016/01/27
「地域実習?(台湾)」事前学習
上山満之進研究会発足記念特別講義
「地域主義の先駆・上山満之進―人と足跡―」
2016年 1月29日(金曜日)14時30分より 山口県立大学3号館 C-33教室にて
講師 元龍谷大学教授
児玉識(こだま しき) 先生
上山満之進(かみやま みつのしん、1869-1938)を御存じですか?
防府生まれ、内務省や農商務省の官僚、そして台湾総督(1926-1928)を務めたことがあります。台湾総督退任時に一枚の絵を台湾の若手画家・陳澄波に委嘱し、この絵が最近防府で再発見されたことで台湾では大きな話題になりました。防府の人々にとっては、防府市立図書館の生みの親でもあります(前身「三哲文庫」創設者)。
今回は、そのような上山の人となりや業績について、上山の生涯について研究をされてきた防府市在住の児玉先生にお話を伺いたいと存じます。防府在住の方、山口に興味のある方、たくさんの御来場をお待ちいたしております。
児玉先生プロフィール
1933年山口県生まれ。1960年京都大学大学院修士課程文学研究科修了。下松高校、豊浦高校、宇部工業高専、水産大学校を経て、1998年より2002年まで龍谷大学文学部教授。文学博士。著書に『加藤辨三郎と仏教―科学と経営のバックボーン―』(法蔵館、2014年)、『近世真宗と地域社会』(法蔵館、2005年)がある。現在、防府市富海・円通寺住職。上山満之進研究会代表。上山満之進の評伝を近刊の予定。
お問い合わせは 国際文化学部・井竿(083-928-3499、izao◎fis.ypu.jp、◎を@に変えて送信)まで。
