6/17 夜)お話します・下関市立大学の下関未来大学で「山口の歴史とフィールドから未来を考える」 RT @tiniasobu
2014/04/30
2014年6月17日(火曜日)18時半から 下関市立大学の「下関未来大学」でお話させ
ていただきます。大学連携のひとつの形として、協力したいと考えています。
以下は、私の受け取った段階での計画案です。
■ 下関未来大学 実施時期6月~10月 毎週火曜日
■ 対象 社会人 10回 18:30-20:00
■ 有料5000円
さまざまな分野で活動している実践者を交え、「山口の未来はどうなるのか」とい
う他人事(ひとごと)的な立場ではなく、「未来の山口をどう創るか」という主体的
な視点から、「山口の未来」が垣間見える講義を行う。なお、講師や講義プログラム
は事情により変更の可能性があります。
毎回のコーディネーターは、飯田哲也氏(認定NPO環境エネルギー政策研究所)を
中心に、洲澤育範氏(海のエコロジスト)や西嶋能也氏(哲学するデンティスト)も
織り交ぜて、毎回のゲストからの引き出しを発展させる予定をしています。
なお、全編を映像化して公開するとともに、書籍化も予定しています。
2014年6月8日(日) 10:30-12:00
第1回:地域から創るエネルギーと私たちの未来
講師:飯田哲也(環境エネルギー政策研究所 所長)
世界全体で進行中の「自然エネルギー革命」と、それに連なる動きとして、山口県
民による初のご当地エネルギー「市民エネルギーやまぐち」の立ち上げというリアル
な経験を語りつつ、仕事をどのように創るか、これからの地域の未来を山口からどう
創るかを語る。
2014年6月17日(火) 18:30-20:00
第2回:山口の歴史とフィールドから未来を考える
講師:安渓遊地(山口県立大学 教授)
国家存亡の危機に瀕したとき、山口の人々はどのように動いたのか。源平の戦いで
焼けた東大寺再建をした重源、吉田松陰に深い影響を与えた月性とその弟子達。傑出
した仏教僧の働きを再評価し、これからの山口をつくる道を問う。
2014年7月15日(火) 18:30-20:00
第3回:映像でよりよい未来を!映像を社会変革に使うメソッド
講師:関根健次(ユナイテッド・ピープル代表)
社会の課題解決のために映像・映画を活用し、日本全国での市民上映会を仕掛けて
いる講師が、映像を使って社会変革を起こしていく手法や事例を紹介。映像を教育コ
ンテンツとして駆使し、そして人々をつなぎながらインパクトを生み出す方法とは?
2014年7月22日(火) 18:30-20:00
第4回:里山と里海の物質循環の修復による地域活性化
落ち葉、腐葉土、不圧地下水、海底湧水、海藻肥料について
講師:新井章吾(NPO未来守りネットワーク 技術顧問)
第一級の周防灘の生命圏について学び、「日本の里海」として共有すべき遺産を改
めて見直し、里海と里山の循環から、瀬戸内の人と自然と文化の調和と利用の可能性、
将来について考える。
2014年8月5日(火) 18:30-20:00
第5回:素敵なオリーブオイルのすべて
講師:百留真由美さん(オリーブソムリエ、olive divina)
オリーブオイルと健康~「油断大敵」キレイな油足りていますか? オリーブオイ
ルが支える健康な生活。オリーブオイルの歴史、一般サラダ油とオリーブオイルの違
い、簡単な油脂学、ヘキサン溶剤の怖さ、トランス脂肪酸の怖さ、地中海式食事療法
の説明、ボトルの読み方、簡単な料理の応用など、オリーブオイルのすべてを語りま
す。
2014年8月19日(火) 18:30-20:00
第6回:海から賜ったもの~命の回廊をめぐる
講師:洲澤育範(シーカヤックセンター)
液体の水に覆われた星・地球。その水の上を行く舟。小さな舟は地球がどのような
星なのかを、教えてくれる道具。
2014年9月2日(火) 18:30-20:00
第7回:周防大島郷土大学と「郷土学」
講師:新山玄雄(泊清寺住職・周防大島町議会議長)
周防大島が生んだ偉大な民俗学者宮本常一の志を受け継いで、宮本常一が最後に郷
土に残した「郷土大学」の活動とその成果を語る。
2014年9月16日(火) 18:30-20:00
第8回:公共哲学と僕らの革命
講師:小川仁志(徳山高専 准教授)
共同体の崩壊、孤独死、無縁社会、移民との共生……などさまざまな難題に対し、
新しい形の社会参加=公共哲学の知見をもって山口の未来を哲学し、公共哲学の視点
から「僕らの革命」を考える。
2014年10月7日(火) 18:30-20:00
第9回:山口情報芸術センター(YCAM)の10年および芸術と地域社会のこれから
講師:中野良寿(山口大学準教授・美術家)
10周年を経た山口情報芸術センター(YCAM)が山口に及ぼした影響、市民活動として
の芸術、オルタナティブ・スペースなどの実践、芸術と地域社会のこれからの可能性
を語る。
2014年10月21日(火) 18:30-20:00
第10回:子どもの本の中に自分を見出す
講師:横山眞佐子(児童書専門店 こどもの広場 代表取締役)
淋しさや不安や恐怖を乗り越えながら大人になって行く私たち。自分の子ども時代
を、あるいは今傍らにいる子どもの時代を、目をそらさずに見つめたい。子どもの本
のできることは大きい。
【お問い合わせ先】
公立大学法人下関市立大学 地域共創センター
〒751-8510 山口県下関市大学町二丁目1番1号
TEL. 083-254-8613 / FAX. 083-253-1622
ネット上には、2012年のプログラムが載っていますが、今年度のものはまだのようで
す。
http://www.shimonoseki-cu.ac.jp/chiikikyoso/pdf/mirai2012_kouza.pdf
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公立大学法人 山口県立大学
地域共生授業担当
国際文化学部国際文化学科 学科長
教授 安渓遊地(あんけい・ゆうじ)
〒753-8502 山口市桜畠3丁目2番地1号
山口県立大学
