わが師)外間政彰・米子さん「平和はつねに美しい」
2025/02/12
大学院生になったばかりのわたしは、指導教員の伊谷純一郎先生の指示で、西表島に向かった。神戸から船に揺られて那覇についたその足で、市立図書館の外間政彰館長を訪ねた。沖縄に行くなら訪ねてみたらと言われていたのだ。私は、そこで、沖縄学の巨星の多和田真淳先生と天野鉄夫先生に紹介された。
外間館長は、私の中学時代の担任の仲村寿子先生の叔父で、私が京都大学の1年生だった時に、京大図書館の沖縄関係資料の収集の訪問の時に、『沖縄教育』などの雑誌を借り出して複写するお手伝いをしたのがご縁だった。図書館に複写を頼むと1枚35円もした時代である。その時に外間さんから伊波普猷の名前などを初めて聞いたのだが、その後沖縄研究をするようになるとは大学院に進むまでは夢にも思わなかった。
息子が生まれて1歳半のときに、那覇市松尾のお家を訪ねたとき、絵本を一冊くださって、献辞を書いて下さった。
ふと今日それを見つけたので、なつかしくてここに載せておきます。