除草剤)安全という触れ込み
2024/10/28
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グリホサート(ラウンドアップ)の危険性を知らせるプレゼンです。作成 安渓貴子。
以下は、テキストだけ抜き出したものです。
食と健康の学習会
安心安全な食を子どもたちに
安渓貴子
やまぐちの種子を守る会
生物文化多様性研究所
発がん性がある除草剤ラウンドアップ
(アメリカで裁判:患者が勝訴)
「ラウンドアップでがんを起こした」として数万件もの裁判。
3件で患者勝訴。企業モンサントが賠償金を払うように命じられている(2018年)。
そのなかには、校庭にラウンドアップ(グリホサート)を高濃度で何度もまくことにより、悪性リンパ腫になった人も。
母乳からグリホサートが高濃度で検出(2016年)
子どもの尿(2017年)・水道水からも。
← アメリカの女性たちの頑張り
お
この「母乳からのグリホサート検出結果」などが、スイスやドイツではおおきく報道された。
日本では、こういったことがほとんど報道されない。
除草剤グリホサート いま日本では
田畑だけでなく、非農耕地用除草剤として、
家庭、道路、鉄道線路、駐車場、グランドなどにも散布
・「植物だけ枯らす、ヒトには安全」と宣伝されたが、
・腸内細菌や土壌細菌にダメージを及ぼす。芳香族アミノ酸(チロシン、フェニルアラニンおよびトリプトファン)の生合成反応経路
・神経伝達物質のグルタミン酸やグリシンに似ているので、神経系にも影響を及ぼす←発達障害、自閉症など。
・遺伝子DNAにも影響を及ぼす
→発がん物質
遺伝子組み換え作物と
除草剤とがセット
除草剤(グリホサート)耐性遺伝子を、組み込んだナタネ、トウモロコシ、コムギ、ワタのタネを、大規模農場で、除草剤・化学肥料とセットで育てる。
除草剤はしだいに効かなくなり、高濃度で散布するようになる。→作物中の濃度も高くなる。
→高濃度に耐えるタネに遺伝子を組み換える。
→グリホサートの土壌汚染。土壌微生物が崩壊
ほかの作物からもグリホサートが検出
水からもグリホサーが検出。
35億年共に生きてきた生物たちのなかに、人間が遺伝子操作を行った生物が加わることによる安全性は保障されていません。予測不可能です。
世界中が禁止するラウンドアップ(グリホサート)
余剰分が、規制がゆるい日本市場に
https://www.chosyu-journal.jp/shakai/11791 長周新聞2019年5月23日
日本は2017年にグリホサートの規制を大幅にゆるくした。(中国の基準の150倍)
グリホサートが世界中で禁止され閉め出されるなか、日本市場に持ち込まれている。
⽇本で輸⼊許可されている遺伝⼦組換え作物は、⼤⾖、トウモロコシ、菜種、ジャガイモ、そのほか。
大豆は、豆腐、味噌、醤油・・・・・
トウモロコシは、飼料用として牛・豚・鶏に
いま 日本の食が危ない
・外国に頼る日本の食料
:小麦、大豆、トウモロコシ、ナタネなどの食品
:飼料(鶏・豚・牛はトウモロコシを食べている)
:化学肥料・農薬の原料・トラクターの燃料
:タネ
:ヒヨコ(98%が輸入です。輸入できなくなったら?)
鶏は、世界的にも多様性が失われている家畜
・パンデミックの中、広がる格差: 都会でも飢える人が増えている。
例:子ども食堂がふえている(山口市宮野で見た例)。
大人食堂も。(公助:公的支援の不足を補いきれない)
私たちは地球の生物のひとつ
生命の誕生から35億年、
生命が出会ったことがないモノが環境に出てきている
・数万種類の化学物質 が国内で輸入、製造、使用
・放射性物質 による内部被曝
次世代、次々世代の地球
子どもや孫たちは生き延びられるのか?
トンボやオタマジャクシが
絶滅してもいいのか?
わたしたちには重い責任がある
うちの自給野菜
写真で、タネ・苗を買うのは、ピーマン・ナスだけ。
タネを自分で採るのは、キュウリ、マクワウリ、トマト、ニラ、カラシ菜、シロウリ(トクサウリ)、カボチャのいろいろ、ネギ、カラシ菜。
ブルーベリーは苗木を買った。2022年夏
自給的な食卓 買うのは、
鶏肉、塩、油
農薬や化学肥料なしで作っている。
米・トマト・キュウリ・ハーブ・ニンジン・大根・玉ねぎ・ニンニク・ラッキョウなど。
味噌も家の米で米麹をつくり自家製大豆
受け継ぐこと
野も山も海も近く美しい山口。
子どもも大人も、足元の自然に
目を向けませんか。
小さなことでもいい。
自然から学び、先人から学び、
ともだちと考える。
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自分が食べているものを振り返るのもいい。
料理を教えてもらうと、ヒントがいっぱい。
山野草も身近にたくさん見つかる!
遠くのともだちとも、
今では容易につながれる。
元気のいただきあいができる。
Kagaku_201910_Kimura-Kuroda-rev.pdf (3,867KB)
Kagaku_201911_Kimura-Kuroda.pdf (2,258KB)