上関)使用済み核燃料の中間貯蔵施設についての日本生態学会の申し入れ
2024/07/23
本日2024年7月23日、
日本生態学会自然保護専門委員会は、中国電力本社と上関町に、要望書の提出をおこないました。
文章は、pdfで添付してあります。
マスコミの取材の一部を以下に貼り付けておきます。
申し入れの実現にいたるまで、お力を貸していただいたみなさんに深く感謝いたします。
日本生態学会・自然保護専門委員 安渓遊地
中間貯蔵施設を巡り 日本生態学会「透明性と公開の原則に基づいた環境アセスメントの実施」を中国電力に申し入れ
7/23(火) 18:08配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/8614e5ecd7a0f8394573f963070bb80831ce6e25
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1312859?display=1
tysテレビ山口
上関町(山口県)で立地可能性調査が進む使用済み核燃料の中間貯蔵施設について、自然保護の研究者らで作る日本生態学会が23日、「透明性と公開の原則に基づいた環境アセスメントの実施」などを中国電力に求めました。
【写真を見る】中間貯蔵施設を巡り 日本生態学会「透明性と公開の原則に基づいた環境アセスメントの実施」を中国電力に申し入れ
日本生態学会は、中間貯蔵施設が建設される場合、莫大な量の土を切り出して斜面をならす工事や埋め立て工事が必要なため、貴重な生態系への負の影響がはかり知れないと訴えました。
中国電力は、上関町内の所有地で、建設に向けて活断層の有無などを調べるボーリング調査を進めています。
生態学会は、環境への影響を調査し、結果を公表の上で住民などから意見を聞く制度「環境アセスメント」について、透明性と公開の原則に基づいた実施を求めました。
中国電力側は、中間貯蔵施設は原発と異なり、県が定める環境アセスメントの対象ではないとしたうえで、立地可能性が確認された後、計画を具体化するタイミングで適切に対応すると答えました。
このあと生態学会は、上関町にも同様の申し入れをしました。
以下は、山口朝日放送です。
https://news.yahoo.co.jp/articles/833a33bb64719f1f1c7bf9182f29abb38db55cb2
山口県上関町への、使用済み核燃料中間貯蔵施設建設計画をめぐり、自然保護団体が町に監視責任を果たすよう、町に要望しました。
申し入れを行ったのは、自然保護活動を行う日本生態学会です。
中国電力は、現在上関町内の候補地で立地可能性調査を行っています。
日本生態学会は、調査によって環境に悪影響が出ないよう町が監視するべきなどと要望しました。
=日本生態学会自然保護専門・安渓遊地委員=
「普通の行政をやって この すごい自然を守れるわけではないことをしっかり肝に銘じて。」
申し入れのあと、中間貯蔵施設建設に反対する住民らに要望の内容が説明されました。
https://www.chugoku-np.co.jp/articles/-/499997
中国電力が山口県上関町で建設を検討する使用済み核燃料の中間貯蔵施設を巡り、日本生態学会の自然保護専門委員会は23日、ボーリング調査に伴う環境への影響を抑えることなどを求める要望書を中電に提出した。