予約受付中)#向原祥隆 『砦の上に #南方新社 本づくり30年』予約特価
2024/03/30
2024年5月上旬刊行予定という案内が届きました。
隼人のくにの「まつろわぬ出版社」という砦から日本の情勢を見渡している向原さんは、時々、砦から出撃して鹿児島県知事候補として駆け回ったりする。
奄美の本、原発いらない本、図書館が備えたくなるごっつい本なら、まっさきに相談にのってくれる頼りになる編集者・企業家。
650冊あまりの出版を通して、田舎からこそ見ぬける崩壊する日本につける丹薬を練る仙人かもしれない。
税込み2200円のところ、いまなら送料込み1760円の予約特価。安渓のブログで見たと書いて、ご注文はFAX099-248-5457 メールは info◎nanpou.com (◎を@にして送信)
以下はサイトからの紹介です。https://www.nanpou.com/?pid=180218524
崩れゆく田舎と崩れゆく日本の折り折りの記。
東京は人間の住むところではない、と故郷鹿児島にUターン。1994年、36歳で南方新社を設立し、以降、隼人の地の文化と自然に抱かれて本づくりを重ねてきた。
だが、この地も、日本の崩れゆく流れの中で、先人が守ってきた田畑は荒れ続け、危険極まりない原発が居座り、いま軍事基地建設の真っただ中にある。
ここに折々に記してきた言葉を一冊にまとめる。本づくりの記録であり、同時に日本と田舎の定点観測の書である。
■内容(目次より)
第1章 南の田舎で本づくり
2002~2005 はじめに/新幹線が来た/大型書店の憂鬱/後継者難/脅迫電話が来た ほか全61編
第2章 南方新社の舞台裏
2005~2023 交通事故から復帰しました/蔓ものは根が弱い/クワガタ採り/引っ越すぞ/怒涛の引っ越し/鳥取行き/壊れる田舎/年末回顧/違反者講習/割れなかったクス玉 ほか全218編
資料編
1 川内原発1、2号機の20年延長に抗して県民投票を提起
2 川内原発20年延長を考える ―原発がダメな理由―
3 鹿児島県知事選挙の私的総括 ―地域が変われば、国も変わる― ほか全7編
\\南方新社設立30周年記念出版//
本づくりの記録であり、同時に日本と田舎の定点観測の書である。
著者 向原祥隆
判型、他 A5判 334ページ
著者紹介
向原祥隆(むこはら・よしたか)
1957年、鹿児島県日吉町生まれ。1980年京都大学農学部卒業。東京に本社を置く広告出版会社を経て、1992年Uターン。1994年に図書出版(株)南方新社を鹿児島市に設立、代表取締役に就任。650点を出版、現在に至る。2012年、鹿児島県知事選に立候補、20万518票の支持を得て落選。著書に『地域と出版』(南方新社、2004)、『海辺を食べる図鑑』(同、2015)、『新・海辺を食べる図鑑』(同、2021)がある。