お話します)地域でまわる経済――阿東つばめ農園の挑戦! RT @tiniasobu
2023/09/28
2023年9月29日 協同でつくる・未来を探る山口塾
(場所は、山口駅通り 裁判所近くのお寺の入り口の建物の2階だそうです)
会費が書いてありませんから、たぶん山口塾の塾生(熟なま?)限定と思いますが、誰でも入れそうな塾です。チラシに連絡先がありますので、希望の方は問い合わせてみてください。
地域でまわる経済――阿東つばめ農園の挑戦!
お話 安渓遊地(あんけい・ゆうじ)
阿東つばめ農園・生物文化多様性研究所
0. 大学からドロップアウトして「移動大学」でのテント生活へ
1972-73年 日本列島を教科書に体で学ぶ 青森と新潟
1974年 大山移動大学で宮本常一先生に出会う 『調査されるという迷惑』
1. アフリカの森の地域でまわる経済
1978年、コンゴ盆地で域内自給の経済に出会う
食材で地域外から買うものは岩塩だけ
森の幸と川の幸の物々交換の市場(京都大学理学博士論文)
*独裁政権と腐敗 *グローバル経済の暴力
2. 食べ物の「小さな自給」から
1990年、「ポストハーベスト農薬汚染」を見て山口市平川で小さな畑を始める
1993年、初めての稲作は鳥取県大山の麓で津野幸人先生考案の再生紙マルチ稲作
1995年、山口市仁保に県産材で家を建てる――薪エネルギー中心の家
*農薬汚染 *原発推進 *熱帯林の破壊 *日本の人工林の崩壊
3. 地域でまわる経済をめざす
2012年、山口市阿東徳佐に安渓大慧(だいえ、息子)名義で農地取得
「阿東つばめ農園」と命名。農園内に生物文化多様性研究所をもうける。
2019年、営農型ソーラー発電(Solar sharing)導入
2020年、同じ集落の空き家を改装して、「阿東つばめ農園・交流館」に
*2011年原発震災 *空き家と耕作放棄地をどうする?
参考文献
安渓貴子・安渓遊地(2020-2024)「つばめ農園おひさま便り」『月刊むすぶ』ロシナンテ社。
安渓遊地・安渓貴子(2017)『廃村続出の時代を生きる――南の島じまからの視点』南方新社。
津野幸人(1991)『小農本論――だれが地球を守ったか』農文協。
宮本常一・安渓遊地(2008)『調査されるという迷惑――フィールドに出かける前に読んでおく本』
みずのわ出版。
ウェブページ
https://ankei.jp で「移動大学」「物々交換」「ソーラー」などを検索してください。

