環境保全)#奄美大島_・#嘉徳_海岸の護岸工事見直しに関する要望書の提出 3学会合同 #日本生態学会 RT_@tiniasobu
2022/03/31
奄美大島・嘉徳海岸の護岸工事見直しに関する要望書の提出
2022年3月31日の南海日日新聞で報道されました。
また、
NHK鹿児島の報道は以下でご覧いただけます。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kagoshima/20220331/5050018303.html
日本生態学会など 瀬戸内町嘉徳海岸の護岸工事 即時中止要望
03月31日 12時35分
奄美大島の瀬戸内町にある嘉徳海岸で進められている護岸工事について、日本生態学会などが県に対し、工事の即時中止と環境影響評価の実施を求める要望書を提出しました。
要望書を出したのは、日本生態学会と日本魚類学会、そして底生生物の専門家で作る日本ベントス学会の3つの学会です。
瀬戸内町の嘉徳海岸では、8年前の平成26年に台風による高波で海岸が大きく侵食されたことを受けて、県が全長180メートルのコンクリート製の護岸の建設を進めています。
これについて要望書では、改めて生態系の調査を行い、工事の手法などを検討する必要があるとして、県と県議会に対し工事の即時中止と環境影響評価の実施を求めています。
その理由として、日本生態学会などは、∇海岸に流れ込む嘉徳川で奄美大島の固有種の可能性があるスジエビが確認されたことや、∇世界自然遺産に登録された際に、ユネスコの諮問機関からの指摘を受けて、嘉徳海岸を含む周辺地域が新たに緩衝地帯に含まれたことなどを挙げています。
また、建設用の大型機械を運び込むためのコンクリート製の構造物を海岸近くの川に一時的に設置する計画について、「希少な生物がすみかを失い絶滅するおそれがある」としています。
県庁で記者会見した富山大学の和田直也教授は「生き物が長い時間をかけて進化してきたものが失われてしまう可能性があるため、影響が出ないような方法を考えてほしい」と話していました。
一方、鹿児島県は、ことし1月と今月に実施した希少な生物に関する調査の結果「影響がないと判断した」としていて、「これまでと同様、専門家と相談しながら引き続き工事を進めていきたい」としています。
引用終わり
すでに、2018年からこの件に関しては3つの学会が合同して動いています。
https://www.esj.ne.jp/esj/Activity/2018Katoku.html
日本生態学会自然保護専門委員・安渓遊地
