阿東つばめ農園)おひさま発電所の下での田植え@山口新聞 RT_@tiniasobu
2020/06/06
山口新聞の取材で、ソーラーシェリングのパネルの下の田植えのようすが紹介されました。記者の重原さんとは、今年の1月12日に、島根県邑南町で100人がつどう中国山地のシンポジウムで出会ったのでした。取材ありがとうございました。
太陽光発電農場で田植え
阿東 無農薬・無化学肥料栽培 2年目
水田や畑を利用して太陽光発電をする「ソーラーシェアリング」の県内第1号としてスタートした山口市阿東徳佐中の阿東つばめ農園で、2年目の田植えを迎えた。
水田約20アールの上に太陽光パネル約290枚の設置し、発電しながら無農薬・無化学肥料でイセヒカリを栽培。高さ約3メートルの位置にあるパネルの下を田植え機が走り、イセヒカリの苗を植えた。10月中旬ごろに収穫を迎える。
小規模でも持続可能な農業を実現しようとソーラーシェアリングを導入。発電した電気を電力会社に販売することで20年間、収穫以外にも一定した収入が得られる。パネルによってできる日陰は最大でも水田面積の3分の1で、稲の生育に問題はないという。
県内でも新たに10カ所程度でソーラーシェリングの導入が進んでいるといい、家族で農園を営む安渓遊地さんは、「息子が若手農家として将来を熱く語るようになった。突破口を開けて、こうやればできるという例を示すことができた」と手応えを語った。(重原沙登子)