公開講座)6/29(土) 午後、#宇部 で お話します。 #炭坑 ・ #観光 ・ #宮本常一 RT @tiniasobu
2013/06/26
平成25年度 国際文化学部公開講座
『文化を紡ぎ、まちを創る ―知りたい! 人、まち、世界―』
日時 6月29日(土)13:30~15:00
テーマ 地域文化をほりおこす ―― 炭坑・観光・宮本常一
会場 宇部市シルバーふれあいセンター 3階第3講座室
(宇部市琴芝町二丁目4番25号)
受講料は無料です。
4回シリーズの2回目(宇部志立市民大学と共催)。他の回については、 添付のpd
fをご覧ください。
お話の内容は以下のような感じです。
2013年6月29日 宇部志立市民大学・山口県立大学国際文化学部
地域文化をほりおこす――炭坑・観光・宮本常一
安渓遊地(あんけいゆうじ)
1.てわたす 2.ほりおこす 3.つなぐ 4.見せる/魅せる のシリーズ2
回目
0. 自己紹介――文理融合の夢、研究=教育=生活 の実践
・ 西表(いりおもて)をほりおこす会会員
・ 日本生態学会自然保護専門委員(エネルギー担当)
1. 農民・研究者・社会運動家――宮本常一先生との出会い
・ 調査されるという迷惑――渋沢敬三氏の教え
・ 宇部小野田の炭坑に生きた人々からの聞き書き
2. 昔タンコウ今カンコウ――西表島開発史の中の炭坑
・ 渋沢敬三の見た西表炭坑とその後
・ 現在のリゾート開発のもたらす光と影
3. 大牟田のとりくみから――地域遺産を未来に生かすために
・ 負の部分も抱きしめながらともに生きていく
・ 再生可能エネルギーと持続可能な観光の夢
参考文献・ウェブサイト
安渓遊地、2011「ワニのいた川――西表島浦内川の昨日・今日・明日」『奄美沖縄
環境史資料集成』南方新社(リゾート建設地が島の聖地であることを歴史的に検証)
安渓遊地・安渓貴子、2011「原発なしで暮らしたい――瀬戸内海・祝島の人々」『季刊東北学』28号(http://ankei.jp/yuji/?n=1666 でも読めます。宇部・上の山炭鉱に長く勤めた磯部さんから、福島第一原発で働いた経験をうかがった)
熊谷博子、2008「三池――終わらない炭鉱(やま)の物語」(DVD)、シグロ
熊谷博子、2012『むかし原発 いま炭鉱――炭都[三池]から日本を掘る』中央公
論新社
長生炭鉱の水非常を歴史に刻む会、2013「念願の追悼碑ついに完成!!」
(http://www.chouseitankou.com/)
三木健、1996『沖縄・西表炭坑史』日本経済評論社
三木健、2012『西表炭坑夫物語』おきなわ文庫(電子書籍版として22年ぶりに復刊)
(http://ebookstore.sony.jp/item/BT000018819000100101/)
宮本常一、2005「宇部・小野田炭坑古老聞書」『宮本常一――KAWADE道の手帖』河
出書房新社
宮本常一・安渓遊地、2008『調査されるという迷惑――フィールドに出る前に読ん
でおく本』みずのわ出版(周防大島、1972年の宮本先生の「調査地被害」を第一章に、
安渓遊地が加筆したもの)
