種子島でKJ法)西之表市ちいき学校 11/3-11/5 参加者募集中
2024/09/08
ミニ移動大学が種子島にやってきた! と思ったら、すでに3年間も通って準備がされていたことを知りました。
第10回の新潟移動大学@角田浜 を引き受けた 小川英爾(えいじ)さんや、スタッフ仲間だった越智すみえさん、深野彰さんらがスタッフに入っていて、なつかしい限りです。
https://www.city.nishinoomote.lg.jp/admin/topics/7389.html
で公開されている、参加者募集のお知らせを共有します。
西之表市(伊関)には、旧知の長野広美さんがおられて、すばらしいお話を学生たちと聞かせていただいたことがありました。
出すぎる杭)種子島西之表市伊関・長野広美さんのお話「島への帰還」https://ankei.jp/yuji/?n=2630
私達のブログ https://ankei.jp で 「種子島」を検索していただくと、上記の長野さんの記事を含めて21件ヒットします。
・南種子の西南海岸を訪ねたときのことを、宮本常一・安渓遊地『調査されるという迷惑・増補版―フィールドに出る前に読んでおく本』(みずのわ出版)に少し載せました。
https://ankei.jp/yuji/?n=2850
・安渓遊地・安渓貴子『島からのことづて』(葦書房)は、2000年に出ましたが、もともとの屋久島の雑誌『生命の島』に連載させていただい記事をまとめました。あまりに厚くなるというので、3分の2 ほどに縮めたのですが、まぼろしの完全版をネット公開しています。そこには、中種子での聞き書きなども収録しています。ファイルをこのページにも添付しておきます。
(印刷して利用したい場合は、パスワードがかかっています。迷ったら、pdfのファイル名を参考にしてください。ただし、このファイルは、11月末ぐらいまでの限定公開とします。)
屋久島へ魚を捕りに 南種子町下立石・立石助也さん
種子島への魚の行商 上屋久町一湊・斉藤熊彦さん
嫁にいくなら島間の町に 南種子町島間の方々
おじいちゃんの民宿 南種子町平野・日高留哉さん
https://ankei.jp/yuji/?n=126
・グループKJ法によるフィールドワークは、屋久島でおこなったことがあります。
ミニミニ移動大学のわたしたちの班は、参加者4人に、講師陣4人という贅沢コースでした。
https://ankei.jp/yuji/?n=2643
以下は、役場による説明です。
西之表市ちいき学校に参加しませんか?
令和6年11月1日(金曜日)~11月5日(火曜日)に西之表市にて西之表ちいき学校を開校します。
【西之表市ちいき学校とは・・・】
令和3年度から実施している「地域ワークショップ」において地域実行計画を12小学校区で策定し、校区でプロジェクトが始動しています。
今回は住み続けたい地域づくりの実現に向けて、主体的な取組みの検証や地域課題の掘り起こしを、座学だけではなく、現場でのフィールドワークを通して地域住民に課題解決アイデアを提案頂きます。
【詳細日時】※スケージュール別添
日時:11月1日金曜日13:00~11月5日火曜日11:00
会場:こうのみね館(島外参加者の宿泊先もこうのみね館になります)
↓こうのみね館Instagramアカウント
https://www.instagram.com/kounomine_tane?igsh=cGR5MzZtN2dxc3Y2
参加費:島外参加者10,000円、島内参加者5,000円
※参加費に宿泊費、食費を含むため島内外で参加費が異なります。
※種子島までの交通費は参加者負担となります。
定員:36名(応募多数の場合先着となります)
【★こんな方にオススメ★】
・西之表市をもっと知りたい方。
・地域活動に関わりを持ちたい方。
・地域づくりや地域おこしに興味があり、どのように地域づくりを進めていくか参考にしたいという方も大歓迎です。
参加希望の方は別添の参加申込書を記入の上、窓口郵送またはメールに添付して送付願います。
その他ご不明な点・ご質問は下記窓口お問い合わせください。
【主催(問い合わせ先)】
西之表市役所 地域支援課
0997-22-1144(地域支援課直通)
chiikishinkou◎city.nishinoomote.lg.jp(◎を@にして送信)
コミュニティ推進係 高石、長田
以下は、詳しい説明の pdfから抜粋です。
西之表市ちいき学校
西之表市(種子島)で生きる
サブテーマ
~離島の良さを活かし これからの島の未来を考える~
鹿児島県西之表市地域支援課
趣旨
本市は、12の小学校単位で分かれ、それぞれで自治的活動がなされているが、各地域が抱える課題は多様である。特に大字地区の集落の維持が困難になるとともに、中心市街地では空洞化が進んでいる。また、高齢化と過疎化による地域の担い手不足、コミュニティの希薄化、交流の場の消失、コミュニティ活動の縮小といった共通の課題については、各地域だけでの解決は困難であり、多様な主体との協働により、持続可能な地域づくりに取り組んでいく必要がある。
そのため、令和3年度から、小学校区毎に現状を把握、課題や資源を整理し、将来目指す姿を明確にするため、「地域力の向上」に向けた取り組みを進めてきた。まず、地域の課題・困りごと、地域の強み・魅力、地域の未来像を集めるため、高校生以上を対象とした「地域アンケート」を実施。その結果をリサーチし「地域ワークショップ」を開催。1回目は、校区のみなさんの思いを共有し、課題と未来像を繋ぐ解決アイデアを出し合い、2回目は、解決アイデアを基に「何を」、「いつ」、「誰が」、「どのように」等を盛り込んだ実行計画を12校区で策定した。
その地域実行計画に基づき地域で主体的に「キッチンカーの運営」や「児童クラブの設立」、「コミュニティ団体の設立」などが動き始め、さらには「住み続けたい地域づくり給付金」を各校区で活用を考え、主体的な活動が増加している。
西之表市ちいき学校は、この住民の活動をさらに力強い歩にすることを願い、島内外の人々の新たな視点からの提案を想像する場とすることを目指している。
目的 学ぶ×調べる×交流=アイデア→ 実行
3年をかけて全校区で「地域ワークショップ」を実施。策定した「地域実行計画」をブラッシュアップするために、島内外の参加者がフィールドワークを通し、地域住民に課題解決アイデアを提案する。
(島内3名+島外3名)1チーム×6チーム 36名募集
市内を 西部(榕城・上西・下西・住吉)、
北部(国上・伊関・安納・現和)、
南部(安城・立山・中割・古田)
3地区に分け、西部×2チーム、北部×2チーム、南部×2チームでフィールドワーク。
地域住民に対し、フィールドワークから得た検討結果や課題解決アイデアをプレゼン。地域住民とちいき学校受講生が意見交換会を行い、「地域実行計画」をブラッシュアップする。
地域課題を解決するために地域を知ろう
協力して解決アイデアを提案しよう
一緒に生活を体験して共有しよう
日時等
令和6年11月1日(金)13:00.令和6年11月5日(火)11:00
於:中割こうのみね館(中割地区交流拠点施設)
島外参加者の宿泊施設にもなります。
参加資格
・ 西之表市をもっと知りたい方
・ 地域活動に関わりを持ちたい方
・ 地域づくりや地域おこしに興味がある高校生以上の方
定員
・ 36名(島外18名・島内18名)
参加料
・ 島外参加者 10,000円 ・ 島内参加者 5,000円
※ 参加費に宿泊費・食費を含むため、島外・島内で参加費が異なります。
※ 種子島までの交通費は、参加者負担となります。
講師紹介
山浦 晴男氏(情報工房代表、千葉大学大学看護学研究院特命教授)
西之表市の全校区の「地域ワークショップ」のファシリテーターを務める。
川喜田二郎氏主宰の研究所でKJ法の研究と普及に20年間従事。企業や行政・医療機関の人材育成や地域課題解決支援に携わる。
インストラクター
小川 英爾氏(移動大学経験者)
河井 伸子氏(大手前大学教授)
越智 すみえ氏(移動大学経験者)
佐藤 彰彦氏(高崎経済大学教授)
深野 彰氏(移動大学経験者)
石戸 康弘氏(明星大学非常勤講師)
詳細スケジュール(抜粋)
1日目 令和6年11月1日(金)
【開講式】(13:00.14:30)
・ 開講挨拶・自己紹介・西之表市概要説明・FW解説
【現地調査①】(14:30.17:30)
・ 3地区に調査隊(1地区12人)に分かれ、地域住民の案内で各4校区を事前調査、写真取材
【住民WS①:】(19:00.21:30)
・ 外の目でみた3地区の可能性発表(外部参加者18人)
・ 住民の目でみた問題・課題の共有化、3地区単位で討論し、合同で問題意識地図作成、重点評価
2日目 令和6年11月2日(土)
【現地調査②】(9:00.13:00)
・ 3地区に調査隊が分かれ、各校区3名体制で写真取材
(地域住民の案内でFW、テーマによっては案内なしで自由にFW)
【写真による資源把握.】(14:00.18:00)
・ 写真の選択・プリントアウト
・ 写真分析(2校区単位の6チームそれぞれに「資源写真地図」の作成、)
3日目 令和6年11月3日(日)
【写真による資源把握②】
・ 写真分析(写真データリスト作成)
【解決策立案①】(9:00.12:00)
・ 活性化案立案(3地区単位で討論し、本質的な問題の洞察から解決方向のコンセプトづくりとアイデアの発想
【解決策立案②】(13:00.16:00)
・ 活性化アイデアを元にイラストアイデアカードの作成
【解決策立案③】(19:00.21:00)
・ 3地区単位に「イラストアイデア地図」の作成
4日目 令和6年11月4日(月)
【解決策立案④】(9:00.11:30)
・ イラストアイデア地図作成のつづき
・ プレゼン準備
【住民WS②】(13:00.16:30)
・ 検討結果のプレゼン
・ プレゼンを受け、3地区単位に住民がアイデアの重要度評価、実行計画を立案
・ 全体で実行計画の発表、共有化
5日目 令和6年11月5日(火)
【振り返り】(9:00.10:30)
・ 振り返りの意見交換
・ 振り返り地図の作成・重点評価
地域実行計画
榕城校区
だいがすっと? みんなでしよーわい!
上西校区
(か)神様を(み)身近に感じ(に)人情厚く(し)自然豊かな上西校区
・安心安全な地域づくりプロジェクト
・子どもと高齢者の生活支援プロジェクト
・役員の負担軽減プロジェクト
・交流の場づくりプロジェクト
・農作物オリジナル商品の開発・販売プロジェクト
・移住者向け空き家リフォームプロジェクト
・若者・家族向け住宅建設プロジェクト
・地域住民の交流・見守りプロジェクト
・役員の負担軽減プロジェクト
・情報発信プロジェクト
下西校区
おい(老)とわー(若)がよろーて広げよう
下西の輪
国上校区
ギバロウ!国上校区の良さを発信しよう!
・空き家・空き地の活用プロジェクト
・みんなが集え、子どもと高齢者が安心して暮らせる
地域づくりプロジェクト
・安全な道路環境づくりプロジェクト
・負担軽減に向けた地域行事の見直しプロジェクト
・「空き家活用」による若者呼び込みプロジェクト
・「国上オリジナル産業創出」による若者呼び込み
プロジェクト
・「世代継承」の地域づくりプロジェクト
・「高齢者支援」と「みんなで楽しむ」プロジェクト
伊関校区
カシミアの心で多様な人を受け入れる伊関
安納校区
酎芋甘芋(すいもあまいも) 魅力いっぱい幸せいっぱい
・若者・女性・移住者の声を取り入れた
校区運営活性化プロジェクト
・空き家活用による人口増加プロジェクト
・地域住民の生活支援プロジェクト
・店舗開設プロジェクト
・小学校存続プロジェクト
・住環境を整え移住者を増やすプロジェクト
・校区活動継続に向けた運営と活動の見直し
プロジェクト
・子どもと子育て世代の生活支援プロジェクト
・「道の駅」を柱としたかせぐ仕組みづくりプロジェクト
・安納芋を柱とした農業で食べていける
地域づくりプロジェクト
現和校区
風本の風を吹かせて若者を呼び込もう!
安城校区
空き家を有効活用してファミリー層を呼び込もう
・行事の見直しや校区民・役員の負担軽減
プロジェクト
・高齢者が住みやすい地域づくりプロジェクト
・生活を豊かにする店舗開設プロジェクト
・多世代交流の場づくりプロジェクト
・子育て支援の充実により人口を増やすプロジェクト
・校区の財源をかせぎだすプロジェクト
・若い人の移住促進プロジェクト
・高齢者が生活しやすい地域づくりプロジェクト
立山校区
一粒の種で大きな夢を
中割校区
コウノトリ蘇れ!自然の恵みは宝物
・地域資源を使って区費をかせぐプロジェクト
・安全な道路環境整備プロジェクト
・住んで楽しい地域づくりプロジェクト
・集落間協力体制づくりプロジェクト
・こうのみね館のよりよい活用方法を考える
プロジェクト
・住宅の確保で人を増やすプロジェクト
・バンガロー運営で校区民の楽しみづくりプロジェクト
・中割の地域資源活用プロジェクト
・高齢者が住みやすい地域づくりプロジェクト
・自動販売機品揃え要望プロジェクト
古田校区
新しい田舎は古田から
住吉校区
海よし 山よし 食よし 住吉
・人口を増やす環境づくりプロジェクト
・みんなが参加しやすいイベント・プロジェクト
・みんなの力を結集する交流の場づくりプロジェクト
・情報発信強化プロジェクト
・特産品開発による“道の駅”開設プロジェクト
・高齢者が住みやすい地域づくりプロジェクト
・交流から地域内でつながるプロジェクト
・役員の負担や区会計の見直しプロジェクト
【主催・問合せ先】
西之表市役所地域支援課コミュニティ推進係
担当:高石・長田
〒891.3193 鹿児島県西之表市西之表7612番地
TEL 0997.22.1111(内線:215) 0997.22.1144(ダイヤルイン)
西之表市ちいきの学校chiikigakkou.pdf (1,033KB)
ちいき学校申し込み.xlsx (16KB)
kotodute.pdf (1,217KB)