文化人類学)最終レポート作成の注意事項と採点例 RT_@tiniasobu
2021/01/23
レポート作成にあたって、コロナの時代に、文化がちがっても人類はみな同じと主張したい人は、格差という難しい問いに直面しなければなりません。
2021年1月18日のBBCニュースでのWHO事務局長の警告に耳を傾けて下さい。金持ち国が自国民のためにワクチンを買い占めている。その中にわたしもいる。その現実を無視して、みな同じといえるだろうか。わたしにできることは何? インターネットでの発信? でも、文字が読めてインターネットが使えるだけで、あなたは「100人の地球村」の中での恵まれたメンバーなのです。https://www.bbc.com/japanese/55693197
教科書に指定した『調査されるという迷惑』は、そのような問いに答えようともがいてきた私の、そして宮本常一先生の叫びのようなものです。1時間もあれば通読できます。
文化人類学者がみなそうではないのですが、地域に深くかかわると、その地域を食い物にしようとする連中にぶつかって、しだいに引き裂かれるような思いがするものです。
水俣病の患者によりそってきたアイリーン・スミスさんの指摘が深いです。
http://ankei.jp/yuji/?n=1662
最終レポートの評価のつけかたです。
K気づき点、M学び点、H表現点で、
評価を以下の記号で表記して合計します。
KK 30
K 20
k 10
- 0 (異文化への差別心が表明されているもの)
MM 20
Mm 15
M 10
m 5
- 0 (引用文献の表示がなく盗作とみなされるもの)
HH 10
H 5
h 3
- 0(誤字脱字等が合計10ヵ所以上 または 盗作とみなされるもの)
例、
KKMMHH = 60 平常点42点以上の場合 100点
kmh= 18 平常点42点以上の場合60点以上で合格
計算がおかしい場合、納得がいかない場合は、ご遠慮なくご指摘ください。
また、合計3回まで出し直しできるように設定しています。
講師・安渓遊地