学ぶ)授業中の大学生の #私語_への私の基本的考え方と対応 RT_@tiniasobu
2019/07/12
facebookでの 市場恵子 (Keiko
Ichiba) さんのつぶやきに触発されて書きます。会議で居眠りをしては顰蹙をかっていた現役は退きましたが、まだときどき講義があったりします。
居眠りについては、大学教員の定義「眠っている人に平気で話ができる人(でなし)」というものを、パリでの生活の報告の中に書いています。
http://ankei.jp/yuji/?n=417
0.宮沢賢治先生は、農学校の教室の生徒たちが騒がしいとき、手にしていたチョークをどうされたでしょう?(答えは末尾に)
1.私(安渓)は、マイクのスイッチを切って、しばらくまって「いまから成績評価にもかかわる大切なお話をしますね」と2,3度、しだいに小さくなる声で言う。静寂が教室の前方から最後列まで届くのに1、2分。
2.それでは、授業に関連するクイズです。大学で一番偉いのは誰でしょう?
?(学生)樂蝶・吏痔腸ですか?
いいえ、違います。学生、つまりあなたです。教職員は、そのお世話をするために雇われている召使いです。召使い頭と主人のどちらが偉いかはあきらかでしょう?
3.自分で勉強がしたいという人が参加するのが大学の授業です。ご主人であり、女王様王様であるあなたは、つまらないと思われたら、眠られるのも、本を読まれるのも、次の授業の準備をされるのもまったくご自由です(いまならスマホというところです)。
4.ただし、まわりにおられる方々もそれぞれが、王女様王様であることをお忘れなく。だから、いびきや、音読や、暗誦(や音声通話)などは、授業中には遠慮してくださいませ。(冗談が通じるクラスの場合は「しずかにトランプゲームされるのはいいけれど、マージャンは困ります」と付け加えます。)
5.それでもどうしてもたくさんの人が眠くなるときは、眠りの森の王女さまをお起こしするために、オカリナでおかしな音を出しますね。
賢治先生は授業中におしゃべりをしている生徒がいたときは、手にしたチョークをガリガリと噛まれるので、教室がシーンと固まったことがあったと、もと生徒だった人が証言しています。