2022/03/17)_#東海大学_#沖縄地域研究センター_ウェブセミナー_ #八重山_地域における生態系研究の現状と今後 RT_@tiniasobu
2022/02/25
2022年3月17日 あらたな研究のための、私のコメントを末尾にpdfで添付します。
沖縄県の施政権返還の直前、西表島西南部の網取集落は廃村になりました。1976年その跡地に、東海大学の研究所ができたのでしたが、そこも不便ということで、2001年からは、西部の浦内に拠点をおいて、網取には常駐の駐在員がいなくなりました。浦内と網取の施設とその周辺の様子は以下の動画があります。https://www.youtube.com/watch?v=FQC-K7JTZ5Q
このたび東海大としては、もう一度あらたな視点で研究拠点の再建をめざしたいということになり、手始めに、勉強会をもつことになったとのことです。仕掛け人は、山田吉彦さんです。https://yamadayoshihiko.com/profile/
安渓遊地・貴子は、2021年度から地球研のLinkageプロジェクトの研究員に入れていただいたことと、網取村出身のみなさんには、1974年からの西表研究で、懇切なご教示をいただきましたので、そのお気持ちと経験をいささかなりとも伝える役割として、コメンテーターをお引き受けしました。
東海大学沖縄地域研究センターウェブセミナー
八重山地域における生態系研究の現状と今後
開催日時:2022年3月17日(木)13:00-16:15※完全オンライン形式で実施
参加をご希望の方は下記リンクから事前登録をお願いします(定員:250名) たぶん、もう締め切られました。50人ほどご参加です。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScWB6riE83mQ9-FFZP_IBSfz0JgvrSGt3PtLQZ-aLWFhFOzCg/viewform?usp=sf_link
【プログラム】
13:00-開会の挨拶 山田吉彦(東海大)
13:05-セミナーの趣旨説明 石川智士(東海大)
研究発表
13:10-「西表島のマングローブ域に棲む魚類.どんなふうに棲んでいるのか?.」
南條楠土(水大校)
13:30-「西表島におけるオカヤドカリ類の貝殻利用と幼生放出」
土井航(鹿児島大)
13:50-「西表島および石垣島におけるウミショウブ群落の遺伝的特性」
野原健司(東海大)
14:10-「西表島におけるサンゴの新規加入」
中村雅子(東海大)
休憩(15分)
14:45-「海底底質に残る陸域負荷がサンゴの生息環境に及ぼす影響」
安元純(琉球大・地球研)
15:05-「自然と人をつなぐ生物文化──オカヤドカリ/葬」
当山昌直(沖縄生物学会・地球研)
15:25-「生物文化多様性の知恵を学ぶ、結ぶ、そしてひらく」
高橋そよ(琉球大・地球研)
総合討論
15:35-「今後の研究テーマと協力体制」、「研究成果の地元還元と世界発信」など
コメンテーター:安渓遊地(地球研・山口県立大)
16:05-閉会の挨拶とセミナーのまとめ石川智士(東海大)
事務局・問い合わせ先
東海大学海洋研究所石川・村.
〒424-8610 静岡市清水区折戸3-20-1
電話:054-334-0411(代表)
Email: murasaki(a)tsc.u-tokai.ac.jp
八重山諸島は、豊富な生物文化多様性と独特な生態系との共存の長い歴史を有する地域です。この地域がもつ自然と文化の価値を再認識し、持続的な利用と保全を両立させる方法を探ることが大切だと考えます。東海大学では1976年から西表島に研究施設を置き、学内外の研究者の連携のもと自然・社会科学に関する研究と教育活動を行ってきました。本ウェブセミナーでは、これまでに東海大学沖縄地域研究センターなどが行ってきた生態系研究に関する情報を共有し、今後の展望や課題について議論したいと考えています。
主催:東海大学共催:琉球大学、総合地球環境学研究所
以上、ご紹介は、安渓遊地でした。
当日 コメントとしてお話することを、
お話を聞く前に準備したプレゼンを pdfで添付しておきます。
東海大八重山セミナー安渓地コメント.pdf (8,085KB)