山口かんぽ研)2020年1月18日14時から #望年会_です。 #学校給食_に_#有機農産物_をという世界の動きなどについて楽しく情報交換しましょう RT_@tiniasobu
2020/01/19
本日、山口県環境保全型農業推進研究会(山口かんぽ研)の総会と望年会です。
2020年1月18日(日)
総会は13時から、意見交換会と一品もちよりの望年会は14時から
場所は、山口市内の防長青年館(パルトピアやまぐち)2階です。
いまこんなことをしています、という自己紹介が楽しいですが、
話題としては、学校給食に有機農産物をという世界の動きのこと
農水省の「新たな食料・農業・農村基本計画」へのパブコメを出そう https://www.contactus.maff.go.jp/j/form/kanbo/kihyo01/190906.html
など、もりだくさんです。
一品携帯でない方も、参加費300円で飛び入りできます!
以下は、意見交換会のための情報です。
「未来の食卓」というジャンポール・ジョー監督の2008年ドキュメンタリー作品があります。
美しい自然に囲まれた南フランス、ガール県バルジャック村。ショーレ村長は子供たちの未来を守るため“学校給食と高齢者の宅配給食をオーガニックにする”という前例のない試みに挑戦しました。大人たちは「オーガニックは値段が高いのに、村の財政でまかなえるのか」と戸惑っていましたが、オーガニック給食や学校菜園での野菜作りを通して自然の味を覚えた子供たちに巻き込まれ、小さな村は少しずつ変化していきます。フランスにオーガニックブームを起こした作品。(村人の63%が所得税免除の低所得。ガール県はオーガニック農家数が278世帯、つづきは以下でよめます。
https://www.uplink.co.jp/shokutaku/introduction.php
◎フランス
この映画の公開から10年、2018年6月、フランス農務省は、学校給食などの公共部門が購入するすべての食料の20%は有機栽培とすること、そして、2022年までに、50%以上が有機栽培または現地生産であるという目標を達成することを法で定めました(https://www.lemagdudroitfamilial-maif.fr/droit-social/nourriture-bio-cantines-scolaires)。
◎イタリア
2010年に学校給食は、地場産の有機農産物を目指すと法律で定め、2017年にはローマ市内の学校給食の70%が有機になりました。(https://www.gamberorosso.it/en/news/english-food-news/school-lunches-in-italy-setting-a-healthy-pattern-for-adult-life/)。いつの時点の情報かはっきりしませんが、国内で生産される有機農産物の半分は、家庭に、4分の1以上は給食に使われています(http://www.bioissimo.jp/blog/490/)。
◎韓国
2021年からソウルのすべての小・中・高校で「オーガニック無償給食」が全面施行される。パク・ウォンスン・ソウル市長とチョ・ヒヨン・ソウル市教育監は29日午前、ソウル市庁のブリーフィングルームで記者会見を行い、「2021年から学校の類型と関係なくすべての小・中・高校でオーガニック無償給食を施行する」と明らかにした。義務教育対象であっても財政問題で施行が保留されている国立・私立小学校と国際中学校43校の生徒たちも支援対象に含める方針だ。……予算は市教育庁が50%、ソウル市が30%、自治区が20%を分担する。市は、オーガニック無償給食がすべての小・中・高1302校に拡大施行されれば、人件費と管理費を含めて年間約7000億ウォン(約700億円)の予算がかかると見ている。
2018年10月29日付けのハンギョレ新聞から
http://japan.hani.co.kr/arti/politics/31972.html
以下は、日本です。われわれ有機農家は、地域の学校・PTAへの働きかけをしていくべきです。
給食への地場有機農産物の提供は、以前に菊川町のレインボー稲作研究会が関わって行われていました。現在注目されているのは、愛媛県の今治市と鹿児島県の志布志市の先進的な取り組みです。
◎愛媛県今治市立花地区での取り組み
昭和58年の鳥生小学校の自校式調理場の建設に伴い、その校区で生産された有機農産物の学校給食での使用が始まりました。この取り組みは、その後、立花小学校、城東調理場にも拡大し、現在、約1,400食、市全体の約1割を占めています。この取り組みは、旬の野菜を中心に行われ、生産者が順番に調理場まで届けています。この3調理場での今治市産有機野菜の使用割合は、年平均40%前後となっていますが、有機の割合が100%に満たないのは、この地方で栽培できない野菜などを他から購入しているためと旬の時期以外に恒常的に供給することが困難な野菜があるためです。また、平成13年4月1日より改正JAS法が施行され、有機食品等の認証制度(有機JAS)がスタートした時には、いち早く生産者達がこの認証を取得しており、JAS認証を受け
た有機野菜を使用している全国でもめずらしい給食が生徒たちに出されています。現在は、立花地区以外にも有機野菜の導入を図るために、調理場単位での有機野菜の生産グループの結成を農家やPTAへ働きかけています。
今治市のホームページ
https://www.city.imabari.ehime.jp/nourin/tisan_tisyo/tisantisyo01.html
◎鹿児島県志布志有明地区での取り組みの例
2013年5月30日、安楽小学校で志布志市有機部会が給食で使われる有機野菜の紹介を行いました。志布志市有機部会では野菜の有機栽培(農薬や化学肥料を使わない栽培方法)に取り組んでおり、今年の4月から学校給食(志布志・有明地区)にもその野菜が導入されています。同会の後迫貴光さんが。有機栽培で収穫される野菜の特徴や栽培方法などについて紹介すると児童らは熱心に聴き入っていました。
『市報しぶし』2013年6月号
http://www.city.shibushi.lg.jp/docs/2013101000150/files/sihou-h2506-6.pdf
◎薬害エイズ訴訟原告の川田龍平参議院議員のメルマガ(2020年1月10日)から
2020年1月8日に参議院議員会館で行われた「給食改革ミーティング」では、給食を少しでも良くしたいと考えている国会議員、地方の市議区議の議員が参加。また関連している団体の代表の方々も参加いただき話し合いが行われました。
1月31日(金)の午後にも議員会館で院内集会「給食改革ミーティング」
3月9日(月)12時半より世田谷区成城ホールで「給食改革のためのキックオフ」
2019年11月の第2回給食改革ミーティングの報告
https://www.foods4children.org/post/20191018
(以上、情報提供は 安渓貴子・安渓遊地でした。 )