南相馬市立総合病院)福島原発事故後の患者の激増の実態(追記あり) #Fukushima)_Increase_of_diseases_before_and_after_the_#nuclear_disaster_RT_@tiniasobu
2018/10/08
南相馬市立総合病院医事会システムか?の増加まとめ43354646_841172499424841_8046857787264729088_n
南相馬市立総合病院医事会システムか?の増加43284929_841172609424830_5333578572441321472_n
井戸謙一さん
MinamiSomaHospital2010-2017
修正 末尾のテキストファイルを、コンマ区切りにしました。文字化けするので英語にしてみました。
追記 10/17の井戸謙一さんのfacebookで、この数値が、累計に近い部分もあることが表明されました。
2018年10月7日の
井戸謙一さん(★子ども脱被ばく裁判・弁護団長)のfacebookからからシェアします。
? (重要・拡散希望)
衝撃のデータが出てきました。
私たちは、フクシマが、住民に健康被害が拡がったチェルノブイリのようになる恐れがあるのではないかと心配していました。
しかし、国も福島県も、小児甲状腺がんを除き、健康調査をしてきませんでした。
この度、南相馬市議会議員の大山弘一氏が南相馬市立総合病院から病名ごとの患者数推移のデータの提供を受けました(医事会計システムから主傷病名を抽出したもの)。事故前の平成22年度と平成29年度を比較すると、なんと、成人の甲状腺がんが29倍、白血病が10.8倍、肺がんが4.2倍、小児がんが4倍、肺炎が3.98倍、心筋梗塞が3.97倍、肝臓がんが3.92倍、大腸がんが2.99倍、胃がんが2.27倍、脳卒中が3.52倍です。
確かにデータ数は多くはなく、一病院のデータだけから全体の傾向に短絡するのは注意が必要です。周辺の医療機関の閉鎖や規模の縮小、住民の高齢化、津波や原発事故に伴う心身の疲れや精神的ストレスなどの影響も検討するべきです。しかし、同病院の外来患者数は、平成22年度の82954人と比較し、平成29年度は81812人で決して増えていません。南相馬市の65歳以上人口は、平成22年が18809人であったのに対し、平成27年は18452人で、これも増えていません。またストレスは、初期の方がより深刻だったと思われますが、患者数は、この7年間、一貫して増え続けています。私たち、子ども脱被ばく裁判弁護団は、次回口頭弁論期日(10月16日)にこの証拠を提出して、問題提起をする予定です。
以上、引用終わり。 添付の図は、上記のデータの写真です。これに基づいて、データ入力してみました。
以下にコンマ区切りテキストファイルとしてはりつけます。--------線の間をコピーされて、メモ帳などに貼り付け、テキストファイルとして保存してください。拡張子をtxtではなく、csv
にしてください。
そのファイルをクリックすれば、エクセルなどの表として読んで編集できます。
グラフなどを作成してみられれば、分かりやすいだろうと思います。
-----------------------------------------
南相馬市立総合病院(医事会計システムより、主傷病名のみ抽出・単位は人),,,,,,,,,,,,,,,
期間,白血病(成人),,,甲状腺癌,胃癌,肺癌,大腸癌,肝臓癌,小児癌,心筋梗塞,,肺炎,脳卒中,外来患者数,南相馬市居住人口
,リンパ性,骨髄性,他,成人,,,,,,急性,急性以外,,,,
Period,Leukemia (adult),,,Thyroid cancer,Stomach cancer,Lung
cancer,Colorectal cancer,Liver cancer,Pediatric cancer,Myocardial
infarction,,Pneumonia Stroke,Outpatients Number,Minami Soma City Resident
population,
,Lymphatic,myeloid,others,adult,,,,,,acute,non-acute,,,,
2010,1,3,1,1,147,64,131,12,1,33,6,245,665,82954,70878
2011,1,4,1,4,164,68,154,15,1,36,6,287,761,42029,66542
2012,1,8,3,8,204,79,188,19,1,40,10,338,892,66865,65102
2013,1,15,4,12,231,106,222,25,1,51,14,419,1072,74288,64144
2014,3,20,6,15,269,134,258,31,1,63,17,512,1301,74980,63653
2015,4,22,10,19,300,189,314,35,1,89,20,713,1662,74901,57797
2016,6,29,15,21,342,227,385,42,2,123,24,911,2052,76154,56979
2017,7,28,18,29,333,269,392,47,4,132,23,974,2343,81812,55404
--------------------------------------------
追記
10月17日に、井戸謙一弁護士がfacebookにかかれた文です。平成22年に電算システムを導入し、
その後、原発労働者なども含めて、いろいろな方が受診されるものを登録してありますが、
治癒、中止、転院、死亡というはっきりした結果を病院が把握した以外の方は、「治療中」の扱い
となって、毎年累計されていく形になっているということのようです。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100005962957611 をさかのぼっていただくと、次の文章があり、いろいろな応答が読めます。
私(=井戸謙一さん)が10月7日に書き込み、拡散をお願いしました南相馬市立総合病院の主傷病者数のデータについて、
同病院の事務担当者の方と直接お話ができました。この数字は、同病院の医事会計システム上、
その年度において「治療中」と把握されている患者の数ということです。その年度に入・通院したか否か
とは直接の関りはありません。前年度の数字から、新規患者の数をプラスして、
治癒、中止、転院、死亡等の患者の数をマイナスして当年度の
数字が出てくることになります。上記データはそのようなものとしてご理解ください。
したがって、数字が毎年増加するのは当然であると理解される方もおられるでしょうし、
増加割合が大きすぎると理解される方もおられるでしょう。平成22年度の数字も、
平成29年度の数字も同じ方法で算出されたものですから、そ
の数が大幅に増えていることは間違いありません。私としましては、
数字の持つ意味を正確に把握し、その説明とともに拡散するべきであったと反省しています。不愉快な思いをされた方に対しましては、おわび申し上げます。
安渓遊地