卒業生は今)六ヶ所村の再処理工場の稼働はやめてくださいの署名運動
2007/04/27
安渓遊地です。
山口県立大学の卒業生の悦っちゃん発のメールが転送されてきて届きましたのでご
紹介します。
賛同して下さる方は、↓をダウンロードしてください。
http://www014.upp.so-net.ne.jp/hamaoka/signature.pdf
私は、最近、ドキュメンタリー映画「六ヶ所村ラプソディー」を観、青森県六ヶ
所村で大変な事が起っていると知りました。
もう既にご存じかもしれませんが、この事を少しでも多くの人に伝えたいと思い
、メールしています。読んで下さい。
六ヶ所村に核燃料再処理工場が出来て、去年の3月から試運転が始まりました。
核燃料再処理工場とは、原子力発電所等で出された核廃棄物からプルトニウムを
取り出すところです。
今年の11月より本格稼動が予定されていますが、私はそれに反対です。
何故かと言うと、
●再処理工場は通常の原発から出る放射能1年分を、たった1日で空や海に排出
します。
●クリプトン85という放射性の希ガスは、再処理工場が1年稼働しただけでチ
ェルノブイリの10倍放出されると見込まれています。
●プルトニウムは角砂糖5個分もあれば日本人が全滅する、長崎型原爆の材料で
す。
再処理工場は年間8トンものプルトニウムを取り出しますが、これは原爆10
00発分です。
プルトニウムはウランと混ぜて「MOX燃料」として、通常の原発で使用されるそ
うです。
それを、原発まで運ぶ方法は陸路をトラックで。
●原発は核の平和利用などと言われていますが、原子炉も再処理も「核開発」の
ための軍事技術なのです。
●被爆すると甲状腺の機能が低下して癌になったり、体内で被爆した胎児が、奇
形児になる場合が多くあります。
放射線被爆の影響は若い人程影響を受けやすく、小さな子供たちは白血病など
の病気に冒されてしまいます。
世界には、イギリス・フランスと2つの再処理工場がありますが、
放射能に汚染された周辺地域の海は泳げず、海では奇形生物が見つかり、特に
海藻が放射能を濃縮し、陸では白血病患者の増加が起っているそうです。
●海、空、大地に排出される放射性物質は、食べ物、空気、水を介して私たちの
暮らしと繋がっています。そして、ひとつの国、世代だけの問題ではないので
す。
放射性物質は海に捨てたり、土に埋めたりしても、その毒性がなくなるまで何
万年という、ながいながい時間を要します。
六ヶ所村再処理工場の閉鎖を求める「ひとこと署名」の運動があります。
青森県の農畜産・海産物の放射能汚染をくい止めたい!生産者にひとこと!とい
うものです。
問い合わせたところ、期限はなく、工場を止める日まで署名運動はつづけるそう
です。
どうぞ御協力ください。
協力して下さる方で、インターネット環境の無い方はご連絡下さい。署名用紙をFAX
または郵送します。
インターネット環境のある方は、「ひとこと署名」「六ヶ所村」と検索しますと
、署名用紙がダウンロードできます。
署名用紙は4名分ですので、もっと集めたい方は、コピーをして集めて下さると
ありがたいです。
送り先は、署名用紙に記載されています。
黙ってしまえば認めた事と同じです。みんなで、声をあげていきましょう!