鼻笛・オカリナ・中国山地
2024/10/18
この10年あまり、ネクタイがわりに、鼻笛を首からぶらさげています。
お店とかで、「それは?」と聞かれたら、トトロなどを吹いてあげます。
セビロにネクタイで固まっている人がいたら、いきなり吹いて脱力してあげます。
興味をもってくださる方も多いのですが、いきなり買ってもお金の無駄。
まずは、紙でつくってみて(型紙添付、https://www3.hp-ez.com/hp/nhk-nerima/page17)、それで音が出るようになったら、以下のサイトからプラスチックや木製などを買って、それで演奏できるようなら、演奏会にも使える陶器のに進みましょう。
鼻笛 http://gakki.temiruya.com/archives/5000/1000/
1993年、カウベルホールなんてのがあって、音楽いっぱいの鳥取県の東伯町(現在は合併して琴浦町)に1年住んでいたとき、近くの喫茶店で聞きました。演奏していたのは伊藤一二三という人(ソニーからCDあり、故人)でしたが、弟さんが、岡崎仁さんといって、西粟倉村に住んでオカリナをつくっていました。
伊藤一二三さんのお話によると、二人は、オーストラリアを漫遊中に、オカリナの演奏と作り方を習って、弟が作り、それを乳母車のようなものに入れて、兄が演奏して街々をまわって売って生活していたそうです。
土のパイプオルガンともいわれる、Jin の刻印のあるオカリナ。 あまりにすばらしい音色なので、ひとつ5000円のをかれこれ15個ほど買いました。あちこちでプレゼントして、いまは手元に3,4個しか残っていませんが。
彼は、オカリナメーカー大手の Aketaのためにも作っていましたが、いま検索してみたら
さくら工房という名前で、ネットに載っていました。https://ocarina-house.com/ocarina/sakura/4c.php
今は販売されていませんが、丸い形のオカリナ、
以下のパタゴニアの映画の 6:29のへんから、安渓遊地が仁さんのオカリナを吹いています。https://www.patagonia.jp/stories/sea-of-miracles/story-71144.html
以下のビデオ映画祭受賞作品の冒頭は、仁さんの丸いオカリナのバスです。
https://www.youtube.com/watch?v=apE_MOV9r4o
14:28の辺からは、こんな場面だよ、というのを聞かされて、映像はみずにアドリブで吹いたものにあとから映像をあわせるという曲芸で作られています。エンディングは、赤とんぼですが、飛び跳ねる子どもたちに影響されたのか、演奏がちょっとすなおじゃありません。