上関)中間貯蔵施設・建設予定地とマスコミ・首長・国会議員の説明
2024/01/26
https://ankei.jp/yuji/?n=2726 でお知らせして以後、さまざまな情報が飛び交っています。
中国電力による説明は、1)2023年8月のごく簡単なもの、2)同年11月のやや詳しいものが公開されています。また、同年11月から周辺自治体の長などに説明するために用いたやや詳しいものがありますが、おそらくそれとほぼ同じものが、3)2024年1月18日の国会議員視察に際して、中国電力が説明に用いた書類です。参加した大島九州男(くすお)議員が手でメモしたものの白黒コピーです。
あわせて、中国電力の資料を補足する意味で、予定地の地図上の位置の推定図や、予定地の空中と船からの写真も添付します。
添付の図の1番目は、中国電力の作成した予定地の地図。
2番めは、その予定地に重さ130トンのキャスクを船から下ろす荷下ろし場の位置として考えられる港湾施設の建設場所で、①予定地南側の湾、②原発建設予定が生きている田ノ浦の浜、③予定地北側の湾です。ただし、北側の斜面は、地層の割れの方向に一致しているため、地すべり地帯になっていて、そこに搬入路を作ることはむずかしいと考えられます(地質の専門家・越智秀二氏の指摘から)。そして、四代集落からの搬入は、そもそも上関原発への道路を建設する計画を変更していること(平成21年の原発設置申請時の地図)、むつ市関根浜港のように、専用設備と専用道路が必要なことから、想定されていないと考えられます。
以上、
日本生態学会自然保護専門医委員会 上関アフターケア委員長 安渓遊地
中国電力中間貯蔵施設プレスリリース2023年11月.pdf (393KB)
中国電力中間貯蔵国会議員への説明(手書きメモ付き)2024年1月.pdf (5,831KB)