上関原発)長島の自然を守る会の活動報告(2005年夏)
2006/03/13
上関原発予定地の自然のすばらしさを知り、それを愛して守ることをめざす、
市民と研究者のつくるNGOである
「長島の自然を守る会」が、市民科学者・高木仁三郎さんの遺志を生かすため
の高木基金への報告として提出したものです。2005年前半までの状況がよくまと
められていますので、転載します。
◎長島の自然を守る会 プロフィール
1999年9月に、上関原発計画の環境アセスメントの不備を追及し、予定地であ
る長島の貴重な自然環境と生態系を保全することを目的に8名の有志で結成した。
生態学会などの研究者と連携し、現地調査を通してその価値を科学的に検証し、
上関原発計画の中止を中国電力や各行政機関に申し入れると共に、自然と共生す
る町つくりを目指し、スナメリウオッチングツアーなども取り組んでいる。現在、
会員は約120名。
会員には、会長の高島美登里氏を始め、日本生態学会の会員も多い。
活動は、会費・カンパおよび、最近は高木仁三郎基金からの助成を継続して受
けている。