奇跡の海)毎日新聞東京版で紹介されました!
2010/11/23
出版:「奇跡の海」 瀬戸内海の貴重な自然を解説
山口県上関町沖の瀬戸内海に残る自然とそこに生息する生物について、専門家が分
かりやすく解説した「奇跡の海」(南方新社、2100円)を出版した。編者は日本
生態学会上関要望書アフターケア委員会。
瀬戸内海では開発で多くの干潟や藻場が失われたが、上関町周辺では原風景が残り、
絶滅危惧(きぐ)種のカンムリウミスズメやクジラの仲間スナメリなどが分布してい
る。
ところが、中国電力が付近に上関原子力発電所の建設を計画。海面の埋め立てにつ
いて、生態系に影響が懸念されている。
そこで、研究者と市民が協力して現地調査を実施。事業者の開発を前提とした「環
境影響評価」の問題点を指摘し、残された豊かな自然に目を向けるよう訴えている。
http://mainichi.jp/life/today/news/20101122ddm016040022000c.html
毎日新聞 2010年11月22日 東京朝刊