上関)10月16日の現地の様子
2010/10/17
長島の自然を守る会の高島美登里です。
中国電力による埋め立て作業の2日目は
祝島の皆さんを中心とした多くの方たちの
抗議のおかげで工事を進めさせることなく
終わることができました。
詳しくは祝島島民の会blogをご覧下さい。
http://blog.shimabito.net/
また、今日は山崎誠衆議院議員が東京から急遽
駆けつけて下さり、経済産業省・中国電力に
?工事にかかわる情報公開がなされていないが
地元住民に情報を公開し、理解を求めた上で
工事を行うのが安全優先ではないのか。
?生物多様性のホットスポットといわれる上関を
原発立地として選ぶこことに無理があるのではないか。
?今後、くれぐれも地元住民の生命の安全が
脅かされることのないよう対処を図られたい
という趣旨の聞き取り・要請をされました。
結果は山崎議員のTwitterにもあるように
平行線でしたが、「あくまでも生命の安全を脅かすような作業の
強行はしない。」との中国電力の言質は取れました。
また、海で頑張る祝島の漁師さん、陸で座り込みを続ける皆さんに
大きな励ましになりました。
山崎議員はCOP10期間中にGLOBE(国際環境議員連盟)の
会議に出席されるので、その中で上関のことも発言して
くださる予定です。
http://twitter.com/yamazakimakoto/statuses/27524384288
http://twitter.com/yamazakimakoto/statuses/27481532716
私は当面18日にCOP10会場に向かいますので
できるだけ上関現地で起こっていることを訴えていくつもりです。
?原発開発によって失われようとしている、世界的な生物多様性ホットスポット、上
関。
10/18(月) 13:00~15:00 @フォーラム小会場2(名古屋学院大学体育館/白鳥公園
隣接)
「ぶんぶん通信2」(生物多様性篇/英語版) 上映
トーク:高島美登里(長島の自然を守る会) 聞き手:坂田昌子(虔十
の会)
世界的にも希少な生物多様性の宝庫の海、周防灘。
海と生きる伝統文化と暮らしが今なお残る、祝島。
それらを失い、瀬戸内海再生の可能性を葬り去ってでも、
進められている上 関原発開発。
COP10議長国で進む、生物多様性をめぐる現実について考えます。
長島の自然を守る会はCOP10会場配布用に
?「奇跡の海に原発?」
~上関・瀬戸内海の生物多様性ホットスポット
発行・日本生態学会自然保護専門委員会
協力・長島の自然を守る会
?「奇跡の海を守ろう」
“カンムリウミスズメと上関(瀬戸内海)の生物多様性”
国際シンポジウムチラシ(添付ファイル転載歓迎)を配布する準備をしています。
できるだけ多くの会場で配布いただけるよう、特段のご協力を
お願いします。
連絡は現地担当の森田さんまでお願いします。
携帯電話 090(4695)1290
また、上記?リーフレットについてはCOP終了後も販売
?の国際シンポジウムチラシについては無料配布
ですので、引き続きご活用をお願いします。
多くの方がさまざまな形で支援の輪を拡げてくださっていることに
力を頂き、現地でも力を合わせ、頑張ります。
長島の自然を守る会
代表 高島美登里
742-1403
山口県熊毛郡上関町大字室津836