山口県立大学国際文化学科)2006年入学の皆様へのお知らせとお詫びです
2010/03/18
山口県立大学国際文化学科2006年度入学の皆様へのお知らせです。
昨日は、とても穏やかな日差しの中で卒業式を迎えられました。ご卒業おめでとう
ございます。
4年生の担任だった任ももうすぐ終わりの あんけいゆうじです。
昨日の、卒業証書授与式の際に、ご報告しましたが、お休みだった方もあり、時間
がなくて十分なご説明ではなかったため、この場をかりて、あらためてご説明してお
きます。
2006年4月の宿泊オリエンテーションに参加された方だけが対象です。
あの時、みなさまからおあずかりしたお金のうち、残額については、例年の通り、
新入生歓迎パーティーに使わせていただくことにしました。内容は、いつもは焼き肉
でしたが、2006年は、マロニエの森の会の斉藤さんと坂口さんに依頼して、自分
たちでつくる薪焼きピザに挑戦し、みなさま大満足でした。マロニエの会のみなさん
のサービス精神と自分たちでつくったために、経費が予定よりも安くあがりました。
その結果、ピザパーティーのあと、2万8332円の剰余金が出ましたが、これは現金
で新入生およびピザパーティ参加者に返すよりは、たとえば新入生から、球技大会な
どをしたいというような希望が出た時の飲み物代にでもあてれば、という考えで、学
部事務室に預けました。その後、忙しさにまぎれて、そのまま埋蔵金となっておりま
した。
埋蔵金の存在に気づいたのは、みなさんの卒業間近の昨年12月ですが、ゼミ生に
聞いても、卒業記念のパーティーなどがあるかどうかは不明でした。また、自治会の
学年ごとの世話人のような学生がいるかどうかを把握できないままでした。
(実は、昨日、3月17日に、ほぼ10年ぶりに4年生が謝恩会をもよおしたので
すが、そのような取組があるとあらかじめわかっていれば、その経費の一部に当てる
のがもっとも適切な使い道だったと思います。)
その時に、以下のような取組が大学内にあることを知り、そのためにお金が不足し
て困っているということでしたので、その経費に充てるという形で寄付をさせていた
だきました。領収書は、学部事務室に保管してあります。
2010年1月13日に学部長と相談して、1月14日に次のような用途にあてさせていただ
きました。
県立大学が夏の災害のあとの防府市からもらい受けた毛布を、クリーニング代を捻出してきれいにしたもの50枚を「NPO法人北九州のホームレス支援機構」(http://www.h3.dion.ne.jp/~ettou/npo/top.htm)に贈るための送料が不足していたので、その代金として寄付しました。
夏の災害を受けた防府市でのボランティア活動を冬の北九州市でのボランティアへ
つなぐための、とりくみの先鞭をつけるものと考えています。
ご報告が卒業式まで遅れてしまったことと口頭によるご説明が不十分だったことを
お詫びします。
また、この説明ではなお不十分と思われる方や、ご自分のお金の返却(おひと
り300円程度です)を希望される方は、ご遠慮なく、安渓遊地までメールをお寄せく
ださい。メールアドレスはこのページの右下にあります。
卒業後も、大学との連携をたもってくださるようによろしくお願いいたします。
山口県立大学 国際文化学部 4年生担任 安渓遊地