上関)12/2 国会議員の院内集会で「生物多様性の宝庫、長島の自然を考える集い」傍聴歓迎 ]
2009/12/01
日本生態学会では、これまで7回にわたって上関の生物多様性の保全を訴えてきまし
たが、
ながらく「のれんに腕押し」状態がつづいていました。政権がかわって、10/24
には、環境副大臣が話をきいてくれたりするようになり、川田龍平議員も委員会で質
問してくださいました。
あすですが、川田議員ほかの尽力で、以下のような集会がもようされることになり、
市民も傍聴できます。ただし、原発反対というのではなく、生物多様性の保全を求め
る趣旨ですので、よろしくお願いいたします。
長島の自然を守る会 の協力をいただいていることに感謝します。
日本生態学会上関要望書アフターケア委員長・安渓遊地
以下引用です。
2009年11月30日
***「生物多様性の宝庫、長島の自然を考える集い」のお知らせ***
* 衆議院議員 阿部知子***
* 参議院議員 相原久美子***
* 参議院議員 大河原雅子***
* 参議院議員 大島九州男***
* 参議院議員 平山 誠***
* 参議院議員 近藤正道***
* 参議院議員 川田龍平 ***
山口県熊毛郡上関町長島、祝島周辺の地域は、「日本ガラパゴス」と言われるほどの
豊かな自然を残しています。ともに国の天然記念物に指定されているカンムリウミス
ズメやカラスバト、絶滅危惧Ⅱ類のハヤブサ、保護動物に指定されているスナメリ、
絶滅が危惧されている危急種であるナメクジウオ、貝類の始祖鳥と呼ばれるヤシマイ
シンの近似種、希少種であるスギモクの西日本最大級の自生地等々があります。まさ
に「生物多様性の宝庫」としての生態系が奇跡的に残されています。このような地域
に原子力発電所のための埋め立て工事が許可され、日本生態学会や日本鳥学会、日本
ベントス(底生生物)学会など、日本の自然・生物研究の主要な学会から危惧の声が
上がっております。この問題について下記日程にて識者を招き、お話を伺います。ご
多忙中と存じますが、ぜひご参加いただけますようご案内申し上げます。
(スピーカーが変更・追加となっておりますので、改めてご連絡申し上げます)
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* 日時:12月2日(水)14:00~15:00***
* ** ( 13:45~14:00は「瀬戸内の原風景長島(ダイジェスト版)」上映)*
* 場所:衆議院第一議員会館第四会議室***
* お話:**向井宏さん(京都大学:フィールド科学教育研究センター 特任教授)*
* (日本ベントス学会)*
* 野間直彦さん(滋賀県立大学環境学部講師)*
* (日本生態学会:上関アフターケア委員)*
* 飯田知彦さん(九州大学大学院):カンムリウミスズメの研究者*
* (日本生態学会:上関アフターケア委員)*
* 花輪伸一さん(WWFジャパン)*
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連絡先:「長島の自然を守る会」高島みどり:090-8995-8799
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