10/2) 夜、徳山で祝島とアフリカから見えること 〜ひと・いのち・自然〜映像上映&トークショー
2009/09/23
おがわみのりさんから、お知らせがとどきました!
以下引用です。
Jambo~
介護中にも関わらず、メール送りま~す
早川さん御存じですか?
もしよければご紹介くださいませ。
山口県立大学看護学部の小川美農里です
10月2日(金)に、東アフリカの、ケニアいち大きなスラム(貧困街)で「寺子屋」
をしている、早川千晶さんの講演会があります
今、上関原発のことで山口の自然環境は大きな瀬戸際に立っていると言えますが、(詳しくは私のブログhttp://blog.goo.ne.jp/minoringo1124/でも紹介していますが、Radio Active http://radio-active.cocolog-nifty.com/blog/に最新情報が載っています。そちらをご参照ください)アフリカの貧困、日本の原発などの開発の問題を共通の問題として取り上げられています
以下、早川さんのメッセージです。
(一部中略)
祝島の皆さんが直面していることは、緊急を要することで、日本中からの応援が必
要であると思います。どうかこのことを知っていただき、回りの人々に伝えていただ
けたらと思います。
そして、私たちケニアの仲間たちの間でも、自然を壊し、生活を破壊し、人々を困
窮させる困った出来事が起きています。
私たちが子どもの家を作っているミリティーニ村、マテラ長老の村ですが、ここが
大規模な開発計画の中に入っており、強制撤去が進んでいます。
私たちの子どもの家の目の前の広大な自然豊かな丘にも、すでにまわりに杭が打た
れ、立ち退き命令が出ています。港に隣接して工業地帯が拡大され、このエリアはす
べてコンテナヤードになることに決まったのです。
抵抗をして抗議行動に出ようとした貧しい村人たちに向かって、警察が発砲し、村
の若者が負傷しました。
ジュンバ・ラ・ワトト(子どもの家)で暮らす子どもたちは、豊かな自然に育まれ
た暮らしや、子どもを健康に育ててくれるコミュニティを失い、様々な紆余曲折の末
にキベラスラムにやってきて、労働や虐待などで傷つけさせられてきた子どもたちで
す。
この子どもたちがやっと安心できる暮らしの場を得ることができたのが、ミリティー
ニ村のマテラ長老のコミュニティです。
そこすらもまた破壊されようとしています。
貧しく力を持たぬ人々の声は、ただ無視され踏みにじられています。
祝島で起きていることは、私たちの日本、同じ国の中で起きていることです。より
多くの日本人が知って動けば止めることができるはずだと信じます。
残念ながら、ミリティーニ村で起きていることは、もう止めることができません。
なので私はせめて、ケニアに来る人にこういうことを知ってもらいたいと思って、ス
タディツアーで話をして村にご案内させてもらっています。
失ってから、破壊されてからでは遅いから、今できること、知れること、判断でき
ることをしていけたらと思います。
マサイに嫁いだ永松真紀さんは、危うい状況にあるマサイの人々の暮らしと自然を
守ろうとして行動しています。
その永松真紀さんとご主人のジャクソンさん、そして大西匡哉、私、神戸俊平先生
とで、「エンキロロキノ・シダイ(マサイ語で「良い挨拶」)マサイージャパン・コ
ネクション というグループを作りました、
その流れの中で、今年から制作をはじめたマサイの人々の現状を伝えるドキュメン
タリー「マサイのいま〜; 伝統と変化のはざまで」の一部もごらんいただきた
いと思います。
また、ケニアから日本に帰国したばかりの「らんぼう」にも、ケニアと日本の両方
から感じたこと、そして、祝島の人々が置かれている現状についても伝えてもらいた
いと思います。
どうか皆様、ぜひお集まりください。
早川千晶
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●◎● 祝島とアフリカから見えること
〜;ひと・いのち・自然〜; ●◎●
映像上映&トークショー
★出演:
早川千晶(ケニア在住21年フリーライター
キベラスラム内の寺子屋「マゴソスクール」主宰)
らんぼう(山口県祝島へのスタディロード主催者)
★日時:
2009年10月2日(金)
OPEN 19:00 START 19:30
★参加費:
未定(カンパ制の予定)
★場所:
「時代は変わる」
徳山駅前
山口県周南市新町2ー10 ドリスタビル3F
TEL0834ー22ー4518
★主催:
瀬戸内シネマ
あーす☆ガイド
★お問い合わせ:
09083605825(堀永)
08019345291 (六車)
27年間、上関原子力発電所建設計画への反対を続けている祝島。
極度の貧困下で懸命に生き抜くキベラスラムの子どもたち。
伝統文化を守り、自然と調和して生きてきたマサイの人々が直面している現状。
祝島・キベラスラム・マサイランドのそれぞれの場所からの現状を伝え、
そして繋がりあうことでより良い未来を作っていくことを願います。
ケニア在住の早川千晶とミュージシャン・大西匡哉が制作中のドキュメンタリー
「マサイのいま〜;伝統と変化のはざまで」の一部をごらんいただきながら、
マサイの生き様、現状、そして現在行っている取り組みについて語ります。
また、家族や住まい、生きるコミュニティを失い、路上の浮浪児になったり、
労働させられ、虐待を受けてきた子どもたちが、 困難を乗り越え、未来に向かっ
ての一歩を踏み出してメッセージを発信しはじめた
「マゴソTV!」をごらんいただきながら、
懸命に生きる子どもたちの命の輝きに触れていただきます。
「マゴソTV!」は、スラムの子どもたちが、自ら発信していくニュースステーショ
ンです。
ケニアの人々や子どもたちが置かれている現状や、彼らの試みを早川千晶が語り、
ケニアから帰国したばかりのらんぼうが、祝島の現状を伝え、
祝島もアフリカも、私たちの地球全体の問題として、
皆で繋がりあって、共に取り組んでいきましょう。