6/3)16:50--17:50 KRY熱血テレビに大学院生の安藤さんと出演します「肥溜めと畑の智恵を現代にいかす」です
2009/06/02
「あったか村のメーリングリストでまわってきました。
以下「村のトイレやさん」こと安藤さんの発言の引用です。
KRY山口放送の熱血テレビという番組、
6月3日午後4時50分~5時50分のどこかで。
環境ウイークの特集のひとつで8分間程度とのこと。
主役は私でなくて、私がお手伝いしたトイレシステムの設置施設です。
秋吉台カルストロードの長者ケ森公衆トイレ(2003年工事)、景清洞前の秋吉台
オートキャンプ場(1994年工事)、仁保山中の安渓遊地さん宅(1995年工事)な
どの事例を写しています。あったか村のトイレや宇部の海水浴場(東岐波、1996
年工事)は時間の関係で廻れませんでした。いずれも、処理水を河川・湖沼・水
路・海に流さない無放流方式です。
テーマは、「肥溜めと畑の智恵を現代にいかす」です。
江戸時代に確立した「肥溜めと畑の智恵」とは、屎尿を肥料として農地に戻すも
のでした。それは古臭いものではなくて、現代にいかせば循環型社会の基礎にな
るものです。
この原理をタイの少数民族モン族の支援にいかして、農村山村の衛生環境の改善
をすすめているのが、シャンティ山口の活動です。
住民の参加と地元の技術、地域の資材とくに自然素材の活用、さらにメタンガス
の燃料利用などを追加して、「肥溜めと畑の智恵」をバージョンアップしていま
す。その様子は、美東町大正洞前の写真ギャラリィ「写創蔵」で展示しています。
転換が必要なのは、屎尿を「廃棄物」としてお金と多くのエネルギーをかけて
「処理」するのことから、「資源」として活用することです。発生源で小さく分
散的に、極力エネルギーを使わないで、水と肥料、資源としていかすことです。
循環型社会の方向として、「後進国」で作られたモデルが、「先進国」のエネル
ギー多消費で、廃棄物としてしかみない方法にとってかわるときがやがてくるで
しょう。また、実現をたぐり寄せたいと思っています。私の研究テーマです。
そんなことをいいたかったのですが、さあ、どこまで伝わっていますか。関心あ
る人は、是非ごらんください。
いつもは、ほとんどの人が、それと気づかないところなので見るだけでもおもし
ろいでしょう。
放送時間が食事前なので、放送は危ぶまれたのですが、ディレクターの林さんの
熱意で放送までこぎつけました。相応の配慮はもちろんしております。
引用終わり