上関)山口県が林地開発を許可(中国新聞の記事を追加)
2008/12/24
うれしくないクリスマスプレゼントの
中国新聞の記事を追加します(2008年12月25日)
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200812250193.html
原発林地開発許可に怒りの声 ’08/12/25
中国電力の上関原発計画で、山口県は24日、用地造成に向けた同社の林地開発を許可した。10月の海面埋め立て免許交付に続く決定に、あらめて反対派から憤りの声が上がった。
原発に反対する上関町民の会の山戸貞夫事務局長は「最悪の事態が起きたとき、県に責任が取れるのか。極めて重い決断をしている認識があるとは思えない」と語気を強めた。
ハヤブサなど予定地周辺では陸海の両域で希少生物が確認されている。日本生態学会の会員で県立大の安渓遊地教授は「開発は海の健全性を損ない、生物に大きなダメージを与える」と訴えた。
主な用地造成手続きは、「魚つき保安林」の指定解除が残る程度。中電は来春にも造成に着手する予定。中電上関調査事務所の和森康修所長は「安全確保と環境保全に万全を期し、安全で安心な原発実現を目指す」などの談話を発表した。
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200812240229.html
県が林地開発許可 上関原発 ’08/12/24
中国電力が山口県上関町で計画する上関原発で、県は24日、用地造成のため中電が申請していた林地開発を許可した。10月に免許した海上の埋め立てと併せ、陸上の工事も進む見通しとなった。
県が開発を許可したのは、同町長島の建設予定地のうち、約13万9000千平方メートルの民有林。森林法に基づいて審査した結果、災害の恐れや水資源への影響はないと判断した。
林地開発と併せて同社が申請していた「魚つき保安林」約1万4000平方メートルの指定解除については、中電からの作業許可申請が出てきた段階で、着工の適否を判断する。
http://www.47news.jp/CN/200812/CN2008122401000269.html
上関原発の林地開発を許可 山口県、中国電力に
山口県は24日、中国電力(広島市)が同県上関町で進める上関原発の造成予定地の林地開発を許可した。県は既に海の埋め立ても許可しており、中国電力は来春には工事に取り掛かり、国に原子炉設置許可申請を出すとしている。
中国電力は8月、約33万平方メートルの造成予定地のうち、陸地部分の約19万平方メートルの一部の林地開発と保安林指定解除を申請。上関町の柏原重海町長は、開発に異議なしとする意見を県に通達、県森林審議会も開発は適当としていた。
海面部分の約14万平方メートルの埋め立てについて県は10月に許可。反対派住民らは許可取り消しを求めて山口地裁に相次いで提訴している。