blog) 地域にくりだす日々・大学教員も案外忙しい(その2)
2008/09/17
このところ、もりだくさん の日々があります。大学の授業は夏期休業なのですが。
その1 は http://ankei.jp/yuji/?n=231 です。
土曜日 11時半から、1秒でも遅刻するとどなられる大学のお仕事。
日曜日 8時ちょうどから、笑顔も必要な、なかなか気働きのいる大学のお仕事。17時30分ようやく無事終了。
タクシーで山口駅へ。新山口・博多・熊本を乗り継いで阿蘇へ。23時半 ホテルへ。
月曜日 8時45分 阿蘇青少年自然の家へ。 総合地球環境学研究所と別府大学主催の「火と草原」をめぐるシンポ。
午後、地球研 湯本プロジェクト「日本列島の人と自然」のコアメンバー会議。12月のシンポの相談や、出版予定の6冊本の構成などについて、意見交換。
終了後、別府大の飯沼賢司先生の車で案内していtだき、阿蘇神社と国造神社詣で。
エンコしている軽トラックをひっぱってあげたり、なかなか面白いツアー。火口湖にいた
大なまずを祀る小さいお宮や、枯れてしまった大杉のために家を建ててまつっているところなどを拝観。
秋篠の宮さまが、桜を記念植樹したところをみて、はて、なぜ?と思ったが、あ、「なまずの殿下」だからだと思い当たった。
23時帰宅。
火曜日 畑に一面のびたエノコログサなどを、草刈機で刈る。大学で現代GPの事務などをする。
夕方になって、翌日の県庁での記者会見のスケジュールが入り、その調整のために記者クラブに行ってみるが、県庁はもうしまっていてはいれない。仕方なく、自宅にもどって、24時ころまで、マスコミ各社にファックスをおくり、上関原発予定の天然記念物の鳥たちの保全についての鳥学会の決議(9/14)についての、県庁の県政記者クラブでの発表のための調整。
6時半起床 畑へ。ハトムギの調子を見る。
田では、水不足のため、穂首いもちが激発。ほぼ皆無作に近いところもある。
午前中ガッコウの年休をとって、
9時すぎ 県庁へ。 日本鳥学会のK氏らとおちあい、
自然保護課と
文化財課へ。 鳥学会の上関のカンムリウミスズメ等の保全についての要望書が9月14日に決議されたこととその意味などについて情報提供。
11時、下関の人たちの、上関予定地の埋め立てはやめて、という申し入れに、オブザーバーとして同席。県庁14階。港湾部2名、商工労働部1名の若手の対応。マスコミは総出動態勢。
「中国電力さんは
環境影響評価が終わらないうちに、詳細調査に入り
詳細調査がおわらないうちに、埋め立て許可をもとめる。
それってみんなフライングでしょ」、ということを発言。
とにかく、業者の偽装を見抜くのが行政のやくわりでしょ。鵜呑みにしてたら、県民の財産である田ノ浦の海の生物多様性は守れないんよ、ということを指摘しました。
12時30分、 県政記者クラブで、記者会見。鳥学会の決議とカンムリウミスズメのヒナが、予定地近くで見つかっていること、
繁殖している可能性はほとんどない、という中国電力の発表は、鳥学会の「専門家」の調査に基づくというが、
その鳥学会自体が、そうは断言できないという見解であるということを、写真入りで説明。鳥学会の会員お二人にバトンタッチ。
12時51分記者クラブ発
13時、大学にもどり、多言語弁論大会の準備の会議主催。
13時45分、研究室で弁当たべながら、るすの間きてた電話2,3にお返事。
14時、地域共生センターで 中小企業経営者団体のみなさんと教員たちのこれから3年つづけるというざっくばらんな話し合いの席に参加。「正義の音で悪を倒す、音楽戦隊
ウルセンジャー」などと書いた「窓際トランペッター」さんの不思議な名刺をいただいたりする。
15時、学部教授会
16時、大学院教授会
17時半、後期は、留学生が12人くるので、その人達に使ってもらための、再生自転車「えこチャリ」の調子の確認とチェーンへの油差し。留学生は、自分が借りている自転車を調子よく使うために、全員「えこチャリ」に入ってもらおう、と思う。
18時半、徳地づくり達人塾 の月例会「井戸端会議」のために、山口市徳地へ。
21時半まで。拠点になる民家を一軒かりようか、など、将来へむけた夢を出し合う。
帰宅22時。食事。
なかなか充実した1日でした。ふう。
あさってから沖縄ですが、台風はどうなってるかしら。