上関)公有水面埋め立てとカンムリウミスズメをめぐる山口県知事の発言
2008/09/13
8月の選挙前の、ちょっと古い記者会見資料ですが、
基本的には、自然の保護は事業者まかせ。
県独自の意見などをいれていくことはせず、法律を守る。
と、このような立場であるわけです。
以下部分的に引用
公有水面埋め立てとカンムリウミスズメをめぐる山口県知事の発言
www.pref.yamaguchi.lg.jp/cms/a11000/interview/080710.html
中国新聞
あとですね、上関の原発関連で、先月ですね、公有水面埋立申請が出されて、一つは縦覧の告示がいつかということと、あと判断なんですけど、県が許可するかしないかの判断はいつ頃になりそうかというのが一つと、あと、改めて県が判断をするときのスタンスですよね。政策的判断を入れるのか入れないのか、いろんな自然保護の観点からですね、いろんな要望も出ているようなんですが、その辺ちょっと聞かせてください。
知事
これは、まだこれからのスケジュールは、なかなかはっきりしないですが、縦覧の方は、まだ日にちまで細かくは決まっていないようですが、近く縦覧を開始するということで準備を今しているということです。
それから、政策判断というのか、私は法律の解釈について、他の分野のことを解釈の中に入れたりして判断するというのはいけないと。ですから、そこに解釈上の恣意が入っては絶対いけないと。個人の、自分の、例えば思想・信条とか、そういうことも踏まえて、解釈を動かしてはいけないと。純粋に私は公有水面埋立法の、法の趣旨を踏まえて適正に処理をするということで対応したいと思っております。
中国新聞
時期はいつぐらいになりそうですか。
知事
まずは縦覧をして、上関町の方の意見も聞かないといけませんから、まだ時期まで具体的に判断することはできません。
朝日新聞
先月、近海でですね、カンムリウミスズメの希少種が出ていたようなんですけど、これについてはどう対応されるんですか。
知事
これは、要望をいただきましたので、その要望内容とか、調査等の対応の検討について、中国電力に伝えております。
従って、中国電力の方で今後この対応については検討をされていくと思います。