第3種兼業日記)ことしの田んぼは苦戦中
2008/09/13
山口市仁保の山の中に棚田を4枚借りて、第3種兼業農家をしています。
一番上は、ずっと荒らしていて、草ぼうぼうですが、ミズゴケが生え、ビオトープとなっています。カヤネズミだっています。
今年は、水が少なくて、120メートル上流から引いている、ふしの川最源流部の流れの水位が下がって、
大苦戦です。
水がつめたくて、水口にヒエリイモチがでるのは例年ですが、花の時季に奄美大島へ10日もいったのがひびいて、
土がひび割れていて、水がたまらなくなってしまいました。
こんなときは、穂首いもちがでます。栄養が来ないためのイネの自衛でもあるのですが、ひどいところは、8割ほど、少ないところでも2割がた被害がでてます。
ことしの稲刈りは、10月12日(祝日)の予定です。欲ではありますが、よいお天気にめぐまれますように。
そうそう、
一昨日、ホームセンターで、稲藁が売られてるのを見ました。長くてきれいなワラを5束入れたものが、900円ほど。これに約1.5キロ入っています。
ということは...と指折り数えて仰天。10キロ6000円以上じゃないか!
完全無農薬・無除草剤の ヤマネコ印西表安心米の玄米価格 10キロ 6050円と同じじゃないか。
稲作より藁作をめざそうか、などと思ったしだい。
藁作の話はつづきます。