カンムリウミスズメ)要望書提出の新聞報道
2008/07/04
ウェブ上にはあまりのっていませんが、中国新聞の記事。
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200807030029.html
上関で記念物の海鳥調査要望 ’08/7/3
日本生態学会自然保護専門委員会は2日、中国電力が山口県上関町に計画する原発建設予定地や周辺で、国の天然記念物の海鳥カンムリウミスズメが繁殖している可能性があるとして、県に研究者の下での調査と保全計画の策定を申し入れた。
安渓遊地専門委員らが県庁を訪れ「貴重な海鳥が海の埋め立てで打撃を受ける恐れがある。県は積極的に保護策を」と二井関成知事あての要望書を浅原隆満審議監に手渡した。
県の担当者は、調査について新しい種が確認された場合も含め、事業者が対応すると説明。文化財保護の観点からは、種に詳しい専門家が参加した調査を要請するとした。
カンムリウミスズメは日本の固有種で、国際自然保護連合や環境省が絶滅危惧(きぐ)種に指定。昨年、瀬戸内海西部で生息が確認され、今年5、6月には市民団体が原発予定地周辺で見つけた。