ある日の授業風景)QOLを考える
2008/05/25
2008/5/26訂正版です。
この土曜日の大学院の授業、通称QOL(生命と生活の質特論) というやつで、地域の方もきてくださり、楽しくはじまりました。
オカリナを吹きました。リクエストは、「世界の約束」(「ハウルの動く城」から)でした。
知らない曲以外はすべてできます(あたりまえ?)。
中味は、http://kyoumu.ypu.jp/o.php?code=G000100&field=ngrad&kiso=off&gakki=1
によれば、アフリカとスリランカの話しをすることになっていましたが、
「みなさんのとっても気になること、不思議でたまらないこと」を書いてもらって、しばらくそれを考えながら、お話しをしました。
その中に、
「宇宙はなぜ黒い?」 という大ギモンがあり、お☆さまが他のお☆さまの光をさえぎるから、ということを説明したりしました。なんだか、夏休みのラジオの
子ども科学相談みたいな始まり方でした。
(均一に恒星(=光源)を含む宇宙が無限に広がっているとします。あなたを中心に、例えば半径1万光年ずつの球を考えていくと、2万光年のところから届く光の強さは1万光年のところから届く光の強さの4分の1=
距離の2乗に反比例。ところが、光源の面積の方は、4倍=距離の2乗に比例。すると、1万光年のところから届く光と2万光年のところから届く光の総量は同じ。ということは、3万光年(4万、5万.....)からくる光の総量も同じ、となると、はるかな宇宙からの光がつみかさなって、もしも宇宙が無限の大きさなら、夜空は無限に明るいことになります。すくなくとも、いまのように暗いとは理解できない。さて、どこがおかしいでしょう、というお話し。)
学生さんからの 感想の抜粋です。
「宇宙・地球・いのち・宗教・環境・スピリチュアリティ・生老病死・・・私にとってどれも興味満載で頭の中で整理できないほどの話題でした。」
「今回の授業は、先生が皆さんのいろいろな疑問に答えたり、その疑問から先生の体験談を聞いたり、いきなりオカリナが鳴ったり・・・正直なところ、何がどう進んでいたのかよくはわかりませんでした。笑い
ビデオの内容に悪魔払いがありましたが、「気持ちの問題」ってゆうことかなと思いましたが、何か信仰心・マインドコントロールの力というものを大きく感じることが出来ました。次回楽しみにしています。」
「今日の授業最後のところで、孔子様の名言「学而時習之不亦楽乎」と言う言葉が気になりました。先生はこういう名言に対してどのように理解していますか?そして、先生は勉強に対して辛い時って感じがありますか?」←例えば、オカリナで曲をふけるようになって、どこまで身に付いているかな、って練習するのって、楽しいです。でも、曾先生がいつもおっしゃっていた毎日の三つの反省のうち、「伝不習乎」(習(なら)わざるを伝(つた)うるか)は、教員にとっては、重い言葉です。体得していないことをえらそうにしゃべってないか?というわけですから。
おわりに、笠木透さんの「ぼく」を歌いました。
http://nn1.maxs.jp/umeblog/archives/あおぞら3月.pdf
笠木透さんの「あの日の授業」も、朗読してくれる人がいるときには、
うたいます。来週うたおうかなあ。
http://bunbun.boo.jp/okera/aaoo/ano_hi_jugyou.htm