山口国際文化学研究会)会の趣旨と第1回、第2回の案内
2007/04/20
第1回山口国際文化学研究会への案内
教員世話人:安渓遊地、安野早己
院生世話人:藤井道子、横山睦美
日時:4月27日(金)19時30分から(19時10分開場)
場所:国際文化学部会議室(旧キャンパスC号館1階つきあたり左)
研究会次第
司会・安野早己(国際部文化学研究科教授)
1.江里学長よりはなむけのことば(10分)
2.研究発表 (25分 質疑応答5分)
講師:安渓遊地(国際部文化学研究科教授)
演題:フィールドワークと地域研究のモラル――33年間の西表島研究から
内容(予定)
このたび、県立大学からの出版助成により法政大学出版会から刊行された安渓
遊地編著『西表島の農耕文化――海上の道の発見』を題材に、長期にわたる地域研究
のなかであきらかになってきた研究倫理の問題とフィールドワークの落とし穴につい
て、映像を交えながら紹介する。
3.参加者の自己紹介
学生1分、教員1分で (40分)
4.相原研究科長より 閉会の辞 21時終了(予定)
日時:2007年5月25日(金) 19時30分より
場所:国際文化学部会議室
講師:折戸洪太教授
演題:中国経済改革と洋務運動-歴史の鑑に映す
「山口国際文化学研究会」への招待(県立大大学院学生ハンドブックより)
学生のみなさんは、2年間にわたって、原則として毎週1回の特別研究「国際文
化学研究」を受講していただきます。しだいに専門に深く入っていくと、つい初心を
忘れたり、さまざまな専門分野にも興味をもつ柔軟性を失ったりしがちです。そこで、
この授業を月に一度だけ、国際文化学研究科の大学院生と常勤教員が全員参加するこ
とを原則とする拡大ゼミとしておこなうことにしました。
このゼミを、将来は県立大学の外の学問世界や地域社会とも連携できるものに成
長することを見越して「山口国際文化学研究会」と名付けました。「山口国際文化学
研究会」は、みなさんとも相談しながら内容を充実させていきましょう。
毎月1回、教員と大学院生が発表者となって、現在の研究の状況について簡潔に
わかりやすく発表し、専門の壁を越えた自由な討論をおこないます。大学院生にとっ
ては、ちがう専門の教員や大学院生からの質問やコメントを受けたりすることで、専
門的な研究の外に出て刺激を得ることができるという貴重な機会となります。この研
究会の場で鍛えられれば、学外の学会や研究会などでも堂々と発表できる実力がつく
ことでしょう。教員にとっても、これまでお互いに自分の専門を他の専門の教員に紹
介する機会がほとんどなかったわけですから、興味深い交流の場となるはずです。大
学院をめざしたいと考えている学部学生や、地域住民などのオブザーバー参加があっ
てもよいと思います。この研究会で、学生・教員・そして地域住民がともに楽しく学
んで、地域で受け入れられ、世界にも通用する本物の学問を極めましょう。
記
1.本研究会は、山口国際文化学研究会と称する。
2.本研究会は、事務局を山口県立大学大学院国際文化学研究科内におく。
3.山口における国際文化学の研究・教育・地域貢献の質を高めるため、 定例の
研究会を開催する。
4.県立大学国際文化学研究科の大学院生は全員参加を原則とする(特別研究の授
業と振り替え)。
5.毎回簡単な記録を作成し、随時ホームページなどでそのタイトルや内容を公開
する。
6.その他、必要な活動があれば、世話人が研究科長・主任に相談し実施する。
当面は、毎月第4金曜日の最後の授業の時間帯(19時30分~21時。時間割で「国
際文化学研究」が置かれている時間)に、C号館1階つきあたり左側の国際文化学部
会議室で開催する予定です。第4金曜日が休日の場合は、第3金曜日をあてることに
します(2007年度は、①2007/4/27②5/25③6/22④7/27⑤10/26⑥11/16⑦12/21⑧2008
/1/25の予定、変更があれば大学院事務室前に掲示します)。
2007年度の教員の世話人は、安渓遊地(ankei@fis.ypu.jp、083-928-5496)と
安野早己です。