フィールドノート)ゆるされて参加すること+その結果を地元の人にノートを見てもらうこと RT_@tiniasobu
2023/03/02
Part0Ethics
Part1landers=Profs
Part2Pounding1979UbwariDRC
Part3Dance1988Iriomote
Part4NoteChecked1980WasongolaDRC
Part5PictureChecked1988Iriomote
人類学では、フィールドノートというものを現場で書きます。批判的なことや、かなり個人的な感想も、同じノートに書くので、全部公開とはなかなか行きませんし、プライバシーを書いてしまう、というか社会人類学の親族研究なんかは、プライバシーが研究対象といっても過言ではありません(文末、ないしょの補足参照)。
そんなわけで、地元の方(先生ですね)フィールドノートを直接直してもらうことは、多くありませんが、萱野茂エカシがしてくださったように、図やアイヌ語を直してくださるような場合もあります。
添付したのは、研究という営みへの基本的な考え方 (スライド 0-1)
ゆるされたり誘われたりしたら、下手でもやってみる(キャッサバの乾燥したのを臼でついて粉にするお手伝い1979年、西表青年祭の出し物で一緒に踊る1988年)
安渓貴子が、お料理の方法のまとめノートを、村のおかあさんたちにチェックしてもらう(1980年、ソンゴーラ人の村で、コンゴ民主=ザイール共和国)。
安渓貴子が、お料理の方法の写真アルバムとその説明を、村の女性にチェックしてもらう(1988年、西表島祖納で)。
ないしょで補足。 地元の方に読まれるとちょっとまずい話は、西表島ではスワヒリ語で、コンゴ民主では日本語で、アイヌモシリではフランス語などで書いていました。
安渓遊地・安渓貴子 @生物文化多様性研究所