講演の記録)3/18 「國分直一の世界」
2006/05/30
「國分直一の世界」という講演会で、お話をしました。
場所は、 下関の梅光学院大です。
期日:2006年3月18日(土)13時~16時 【演題・講演者】
■『遠い空――國分直一、人と学問』(2006年3月、海鳥社刊)のできるまで
中身は以下のページに載っています。
http://www.baiko.ac.jp/university/sise-tiiki-taikai21.htm
最晩年まであくなき好奇心と探求心を失わなかった知の巨人・國分直一先生のお側
で親しく言葉を交わすことができたことは、そして先生に「若き友人」と呼ばれる光
栄に浴したことは、人生のボーナスのようなものだったと私どもは思っています。
國分先生の最後の思い残しは、考古学・民俗学・民族学・人類学の世界を開拓さ
れた学的な自伝の完成でした。『閉塞の時代を超えて』のタイトルのもとに詳しい目
次を準備されていましたが、ご病気のためについに完成を見ませんでした。そこで、
私どもは先生が台湾時代に残された半生の記と、先生にたっぷり話していただいたビ
デオを中心に、編集したものを通して、先生の伝えたいと願われたメッセージを書き
留めて、みんなの宝物にしたいと願っています。
0.「学問の巨人」の晩年の友人として
若干の自己紹介
1.学界の長老のお話を聞きたい――日本民族学会映像プロジェクト
ビデオ『國分直一先生のとっておきの話』の誕生
2.回覧雑誌との出会い
若き國分先生の青春の記
3.國分先生の残されたメッセージ