地域の拠点づくり) #阿東 文庫をご存じですか? 広大な小学校跡地の活用事例です RT @tiniasobu
2012/04/04
まずは、2010年の「サンデー山口」の記事を紹介します。
実際におじゃましてみたら、すでに蔵書は2万冊とかで、マンガ本も7000冊! 仕
掛け人の吉見さんによると、マンガに詳しい方の登場を待っているとのことでした。
とくに少女漫画系が分からない、とおっしゃっていました。
徳地の引谷小学校のイメージをもっていましたが、とんでもない広さにびっくり。
廊下の幅からしてちがいます。雪に閉じ込められた時に、廊下で遊べるように贅沢を
したつくりになっているのだそうでした。
http://www.sunday-yamaguchi.co.jp/news/2010/2010.2/12furuHon.html
古本から学ぶ、知力向上拠点を目指す 阿東文庫 旧小学校舎を図書館に
有志でつくる「阿東文庫」が、阿東徳佐上にある旧亀山小校舎を、地域文化や歴史
などを幅広く学べ、地域の人たちが知力を養える図書館にしようと活動している。1
階の教室には、明治、大正、昭和期から現代までの本がずらり。農業雑誌や文学、美
術、宗教、漫画など、市立図書館とはひと味違う、さまざまな分野の書籍が揃う。中
には、福沢諭吉の木版本や明治時代の英語の教科書、戦前の警察がまとめた内部資料
など貴重なものもある。
家庭で処分される書籍を有効活用しようと、06年に収集をスタート。ごみ収集場
に出された書籍などを回収しているほか、市立阿東図書館(当時は町立)と連携して
寄贈も呼びかけ、これまでに5千冊以上を集めた。
発起人で同文庫の世話人・吉見正孝さん(68)は「集まった本からは、当時の町
民が高い向学心を持っていたことがわかる。先人たちの志を見習うと同時に、古本の
内容から以前の文化や歴史などを学び、地域の知力向上に役立ててもらえれば。今後
はミニコミ紙も揃えていきたい」と意欲を見せる。
この図書館は、今年の4月から一般公開される予定。さらに、読書を通して学んだ
事を発表し合う月例学習会も開催していくという。問い合わせは、寄贈窓口の阿東図
書館(083-956-0785)へ。
2010年の7月のブログでは、以下のように紹介されています。
http://blogs.yahoo.co.jp/chido882000/5780608.html
山口市阿東の旧亀山小学校に「阿東文庫」という地域住民が運営している図書館が
あります。この図書館は阿東地域の不要図書を集めて作られたものでそれこそ、農業
から近代文学まで幅広く蔵書が2万5千部あり毎週日・月曜日の10時から4時まで開館
しており、地域以外の方へも開放しているユニークな図書館です。
現在は、土日に開けておられます。7人のサムライ(=年金生活者)がいれば、毎
日会館できるのだが、とは吉見さんの野望でした。
収集された貴重書については吉見さんご自身のブログもあります。
http://blog.canpan.info/atoubunko/