上関)山口県知事が「原発」と言わないわけでもないがやっぱり「原電」が多いようです #genpatsu #genden #kaminoseki #yamaguchi RT @tiniasobu
2011/08/02
二井関成山口県知事は、以前は原電と言わなかったのに、1999年に上関原発計画
がアセスにかかった翌年あたりから原電というようになった、という感じを安渓遊地
はもっていました。
県議会の議事録の平成8年からの分がネットで検索できますので、調べてみました
ら、それは私の思い違いでした。
http://www.gikai-kaigiroku.pref.yamaguchi.jp/
これの完全一致検索 で キーワードとして
まず 知事(二井関成君) を指定し
これに組み合わせて
上関原発
上関原電
上関原子力発電所
をキーワードとして検索すると、
上関原発 は 1件のみ
上関原電 は132件
上関原子力発電所 は 36件
知事(二井関成君)をキーワードから外すと
上関原発 190件
上関原電 297件
上関原子力発電所 174件
となっています。
また、知事(二井関成君)+原発 で検索すると、6件ヒットします。
知事が1回だけ上関原発と言ったのは、2010年12月08日の
佐々木明美議員(社民党)への答弁の中でした。これは、思わずつられて原発と言っ
たようにもおもえますが、佐々木明美議員の発言の引用というものかと思います。
http://www.gikai-kaigiroku.pref.yamaguchi.jp/cgi-bin/WWWframeNittei.exe?USR=webusr&PWD=&A=frameNittei&XM=000100000000000&L=1&S=15&Y=%95%bd%90%ac22%94%4e&B=-1&T=0&T0=70&O=1&P1=&P2=&P3=&P=1&K=3&N=14&W1=%8f%e3%8a%d6%8c%b4%94%ad&W2=%92%6d%8e%96%81%69%93%f1%88%e4%8a%d6%90%ac%8c%4e%81%6a&W3=&W4=&DU=0&WDT=1
から
佐々木明美議員の質問
原発問題についてお尋ねいたします。
知事が、上関原発予定地の海の埋め立て免許を交付して、はや二年が経過いたしま
した。この間、立地予定地周辺では、中国電力側、反対する住民ともにさまざまの動
きがありました。しかし、結果的に、中国電力の実質的な埋め立て作業は、一歩も進
んでいません。
先日は、予定地で待機していた中国電力の台船が、天候悪化を理由に引き揚げてし
まいました。
今後、中国電力が作業を開始しようとしたところで、住民の反対は一歩も揺るがず、
また同じことの繰り返しになるでしょう。不毛の対立と出口のない混迷が続いている
のは、建設に同意をした知事意見に無理があったということです。
これまで何回も何回も、何回も何回も、言いますが、言ってきましたが、一つ、国
のエネルギー政策に協力、二つ、地元町議会が建設に賛成したの二つの理由で知事が
同意をされ、そのために六分野二十一項目の知事意見を守らせる――これが、知事の
定番の答弁です。残念ながら、ここから一歩も出ておりません。山口県で起こってい
ることなのに、なぜ知事がそこまで主体性のない姿勢に終始しているのか、もどかし
い思いは、私だけではないでしょう。
免許を交付して二年余が経過しましたが、県政のトップとして、今どんな思いで上
関原発の動きを見詰めておられますか、いつまでも続く膠着状態をどう思っておられ
ますか、お尋ねをいたします。
先般、名古屋で開催された生物多様性会議の中で、また、政権政党の民主党の中で、
さらに、ジャーナリストや言論人の中で、さまざまな分野で上関原発に反対する動き
が静かに広がっています。こうした動きをどのように受けとめておられますか、お尋
ねをいたします。
二井関成知事の答弁から
次に、上関原電に関する数点のお尋ねにお答えいたします。
まず、どんな思いで上関原発の動きを見詰めているか、いつまでも続く膠着状
態をどう思っているかとのお尋ねであります。
原電立地計画は、国及び事業者の明確な責任において、安全性、信頼性の確保を大
前提に、国民の理解と協力を得て進められるべきものであります。
また、私としては、地方自治の原則から見て、住民に最も身近な地元市町の政策選
択や意向を尊重して対応すべきであると考えており、上関原電計画については、原電
立地によるまちづくりを進めたいという上関町の政策選択を尊重するという立場で、
対応してまいりました。
こうした中、上関原電をめぐる現地の動きを見ますと、残念ながら、いまだ安全性
の確保を中心に、原子力に対する不安感、不信感が払拭されていない状況にあるもの
と考えております。
私は、平成十三年に、国に対して六分野二十一項目の知事意見を提出をし、その中
で、国の明確な責任で原子力の安全性に対する県民の不安解消等に最大限の努力を行
うことを要請しておりますので、今後とも、国及び事業者に対して、原子力発電所の
安全確保対策等について、県民の理解が深まるよう努力していただきたいと考えてお
ります。
次に、上関原電に反対する動きについて、どのように受けとめているかとのお尋ね
であります。
原子力発電に対しましては、御質問の中でお示しもありましたように、反対の立場
からのさまざまな意見があることは承知をいたしておりますが、上関原電計画は、本
年六月に改定された国のエネルギー基本計画にも位置づけられ、現政権下においても、
国のエネルギー政策の一環として進められているものであります。
また、具体的な事業は、事業主体である中国電力の責任で進められておりますこと
から、国及び事業者において、理解を得るための努力を続けていただきたいと願って
おります。