放射性肥料の流通)農林水産省の新基準に反対する署名 #hoshasei #odei #hiryo #shomei RT @tiniasobu
2011/07/11
昨日、鎌仲ひとみさんの話を聞いたら、汚泥の放射線量は東京が高いのは当然とし
ても、西にいくほど下がり、大阪で再び上昇しているそうです。放射性物質入りの食
品が全国に流通していることから、大消費地の大阪で、人体とトイレを通して放射性
物質が下水道汚泥に集まるということなのです。
さらに肥料をとおして、全国の農業生産物の放射性物質の含量をまんべんなく高め
ることを許容する農林水産省の新基準が発表されました。しかし、内部被曝を全国に
ひろげるものです。
安渓貴子が副代表(安渓遊地は常任理事、世話人は全員無報酬)をしている かん
ぽ研(山口環境保全型農業推進研究会)からのお知らせが届きました。
以下、反対署名のサイトと報道記事を引用します。
農林水産省が決定した、放射性物質が検出された汚泥を全国に肥料として流通させる
新基準に反対する署名
http://www.shomei.tv/project-1785.html
携帯からの署名サイト
http://www.shomei.tv/project/notice.php?pid=1785#notice_2
署名プロジェクトの詳細
東日本を中心に各地の下水処理施設の汚泥などから放射性物質が検出されている問
題で、農林水産省は『放射性セシウムの濃度が1キログラム当たり200ベクレル以下の
もの』については、流通ルートなどを管理したうえで、肥料として利用できるとする
新たな基準をまとめました。
僕には、この基準が科学的に適切なものなのかはわかりません。ただ、この安全基
準という明確な数字が設けられた事で、少なくとも、放射性セシウムに汚染された肥
料が全国の農地にバラまかれることになります。現実、これまで出荷制限されていた
汚泥を加工して作られた肥料が、24日以降すでに流通に乗っています。また、肥料以
外にも、汚染された汚泥を原料としたセメントも作られます。
政府は、先週、放射性物質が検出された汚泥などの取り扱いについて、肥料用とし
ては一律に「出荷を自粛する」とした方針を示しましたが、農林水産省は、24日、新
たに肥料に使う場合の基準をまとめました。基準では、放射性セシウムの濃度が1キ
ログラム当たり200ベクレル以下の汚泥や汚泥の焼却灰は肥料として利用できるとし、
不法投棄を防ぐため、帳簿などを作成して、流通を管理するとしています。基準以下
であれば、長期間、農地にまいたとしても、土の中の放射性セシウムの濃度は過去40
年程度の変動の範囲内に抑えられるということです。一方、再来年3月までの特例と
して、集落排水などで発生した汚泥で放射性セシウムの濃度が周辺の農地の土壌より
も低く、1キログラム当たり1000ベクレル以下であれば地域内に限って、肥料として
の利用を認めるとしています。農林水産省は「肥料の製造業者への立ち入り検査の際
に放射性物質の濃度についても検査を行い、基準が守られているかチェックしていく」
と話しています。
これは、今、現在直面している放射性セシウム(他)に汚染された汚泥の処理に困っ
た政府が、またその場しのぎに作った基準としか思えません。国土を半永久的に未来
永劫放射性物質に汚染させる事が日本の未来に繋がるのでしょうか? 政府は、僕たち
国民や未来のこどもたちの将来を考えて1つ1つの制作を作っているのでしょうか?
今回の署名は、人間が生きていく上で一番大切な『食物』を守るために行うものです。
みなさんのご協力を頂きたいと思います。
毎日新聞 2011年6月24日 20時48分
http://mainichi.jp/select/science/news/20110625k0000m040081000c.html
放射性物質:汚泥肥料の取り扱い基準を発表 農水省
農林水産省は24日、放射性物質を含む汚泥を原料とする汚泥肥料の取り扱い基準
を発表した。公共下水道の汚泥の肥料は、汚泥の放射性セシウム濃度が1キロ当たり
200ベクレル以下であれば使用を認めるとした。地域内だけに流通する、集落排水
からの汚泥肥料については▽使用する農地の土壌より汚泥のセシウムの濃度が低い▽
濃度が1キロ当たり1000ベクレル以下--の2条件を満たせば、特例措置として
13年3月まで認める。
農水省は同日、汚泥肥料の使用を自粛している東北や関東などの15都県に基準を
通知した。公共下水道の汚泥肥料の基準は、放射性物質に汚染されていない地域も含
む広範囲に流通するなどとして、非汚染農地の土壌のセシウム濃度の平均値などから
決めた。【佐藤浩】
信濃毎日新聞2011年06月28日(火)の記事から
http://www.shinmai.co.jp/news/20110628/KT110627FTI090008000.html
放射性セシウム検出の汚泥 肥料への利用は200ベクレル以下 農水省が基準
農林水産省は27日までに、放射性物質を含む下水やし尿などの汚泥を肥料の原料
として利用する場合、放射性セシウム濃度は1キロ当たり200ベクレル以下とする
基準を初めて示した。政府の原子力災害対策本部はこれまで、汚泥を活用した肥料な
どの副産物は「当面、製品の出荷を自粛するのが適切」とし、基準を示していなかっ
たため、検出された汚泥をどう処理したらいいのか困惑が広がっていた。
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232; 同省によると、活用可能としたのは、脱水汚泥や焼成汚泥など肥料原料の状態
で、放射性セシウムが同200ベクレル以下の物。活用する場合は、原料汚泥の放射
性セシウム濃度を定期的に測定して記録、保管し、毎月10日までに同省の農政事務
所に報告することを求めている。製品段階での基準は設けないとしている。
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#8232; 同省長野農政事務所によると、県内では42事業者が汚泥を活用して肥料を
製造している。
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; 汚泥発酵肥料から同164ベクレルのセシウムを検
出し、住民への提供を見合わせていた千曲市などの千曲衛生施設組合は27日、基準
が示されたのを受け、提供再開を決めた。
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; 中野市では公共下水道施
設や農業集落排水処理場の計10施設の脱水汚泥から放射性物質を検出したため、加
工した肥料を堆肥化施設で保管してきた。基準提示を受け、今後、扱いを検討すると
している。また、同市は近く県を通じて国に対し、濃度基準を上回るなどして製品と
して出荷できなかった場合の処分方法や費用負担を求める要望書を出したいとしてい
る。
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; 同対策本部は、放射性セシウム濃度が同8千ベクレル以下の汚
泥焼却灰などは、跡地を宅地にしない場合に限り埋め立て処分できるとしたほか、汚
泥を原料としたセメントは、製品段階で同100ベクレル以下になれば利用可能との
基準を示している。